
ホンダは、北米で初の量産型EV「Prologue(プロローグ)」を2024年初頭に発売する。同じく24年にホンダのプレミアムブランドでアルアキュラにも電気SUVを投入する。

ホンダが2024年に北米に導入するホンダ・プロローグとアキュラブランドの電気SUVは、ウルティウム・バッテリー・プラットフォーム(Ultium battery platform)を使う。
ウルティウム・バッテリー・プラットフォームは、GM(ゼネラル・モータース)が開発するEVプラットフォームだ。GMは、2025年までにEVの世界販売台数を100万台以上に押し上げようとしている。ウルティウム・バッテリー・プラットフォームは、その中核となるプラットフォームだ。
GMとして、ハマーEV(HUMMER EV)、キャデラック・リリック(LYRIQ)、シボレー・シルバラードの電気ピックアップトラックなどが開発されている。
それに加えてホンダ・プロローグ、アキュラのSUVが登場するわけだ。


プロローグとアキュラSUVの次、2020年代後半には、ホンダが開発を主導する新しいEVプラットフォーム「Honda e:Architecture(ホンダ・イー・アーキテクチャー)を採用した電気自動車が登場する。
北米ホンダの発表によるとプロローグは
「具体的な販売目標は申し上げませんが、SUVのPassportとPilotの間くらいの年間販売台数を目標にしています。 そして、2024年に発売されるHonda Prologueはそのスタート地点に過ぎません」
という。
ちなみに、2020年の販売台数は
パスポート:3万9567台
パイロット:12万3813台
である。プロローグに期待される販売台数は年間5〜10万台というところなのだろう。

ホンダは、将来のEVの競争力を確保するためにバッテリーの大容量化と低コスト化を進めている。そのための鍵を握るのは全固体電池の実用化だ。その一環として今年度から実証機による生産技術の検証を開始する。実用化の目標は10年後というから、ホンダ・イー・アーキテクチャーは全固体電池搭載も織り込むEVプラットフォームになるということだろう。
これらの開発により、ホンダは、2050年のカーボンニュートラルに向けて、2030年には電気自動車と燃料電池車の販売台数を40%、2035年には80%、2040年には100%にする計画だ。
