2018年のEICMAでデビューし、2019年の東京モーターサイクルショーで参考出品されたキムコのXタウンCT125だが、現在は国内販売を検討中の段階。現在、原付二種スクーターの販売ランキングはホンダ・PCXの独壇場となっており、そこに割って入れるだけのオリジナリティがあるのか気になるところ。今回はその最新モデルに乗り、メインステージの市街地だけでなく、峠道でもじっくりとチェックしてみた。
REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
問い合わせ●キムコジャパン(http://www.kymcojp.com/index.html)
キムコ・XタウンCT125……価格未定
大柄かつ軽くはないボディだが、15psのエンジンがそれをフォロー
フラットフロアモデルにありがちなシャシーの弱さはほぼ皆無
ライディングポジション&足着き性(175cm/64kg)
ディテール解説
XタウンCT125 主要諸元
全長(mm) 2,195
全幅(mm) 800
全高(mm) 1,130
軸距(mm) 1,513
シート高(mm) 765
乾燥重量(kg) 167
乗車定員(人) 2
エンジン種類 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 124.8
内径×行程(mm) 54.0×54.5
圧縮比 11.7:1
最高出力(kW[PS]/rpm) 11[15]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 11.6[1.2]/7,000
燃料供給装置形式 燃料噴射
始動方式 セルフ式
燃料タンク容量(L) 10.5
タイヤ
前 120/70-13
後 150/70-13
ブレーキ形式
前 油圧式ディスク
後 油圧式ディスク
懸架方式
前 テレスコピック式
後 ユニットスイング式