昨年冬に、2台のレーダー式移動オービスを稼働させた茨城県警。その余波というわけではないのだろうが、県内最後のHシステムが、この春、姿を消した!
残る一般道オービスは、国道6号線のLHのみに!
☆撤去オービスDATA
場所:茨城県水戸市見川町
道路:国道50号線バイパス
方向:東行き
キロポスト:-
種類:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
今回、撤去されたのは、水戸市内を走る国道50号線バイパス上り、見川町に設置されていたHシステム。同じ水戸市内では昨年の秋に、国道6号線上り、住吉町のH撤去をお伝えしているが、その時点では茨城県内最後のHシステムとして健在だったものの、この春、ついにその役目を終えたというわけだ。
これで茨城県内に残るオービスは、一般道にLHシステムが1機、高速道路にLHとHが2機ずつ、合計5機となった。特に一般道は残り1機と、無人取り締まり体制は弱体の一途をたどっているが、ところがどっこい、茨城県警は昨年12月に、遅まきながら一挙に2機のレーダー式移動オービス(MSSS/センシス・ガッツォグループ)の稼働をスタートさせている。確かに移動オービスの導入に関しては他都道府県に後れを取ってはいるが、実は、2年ほど前からレーザーパトカーやレーザー式速度計測機などを次々と入札により調達し、なんだか不気味な動きを見せていたというのも事実。今後は取り締まり効率の悪い固定式オービスには頼らず、数々の最新兵器をもって有人取り締まりに精を出すつもりなのかもしれない。
とかく、ついついスピードを出しがちな道が多い茨城県。どこかの偽善メディアのように「制限速度を守りましょう」とかいう気はないが、特に元気なドライバーは今まで以上に、賢いドライビングを心がけてほしいものです!