5月24日、ビー・エム・ダブリューは日本法人の設立40周年を記念して、BMWラインナップのなかでも特に伝統ある3シリーズ、5シリーズ、7シリーズをベースに、記念ロゴをあしらった専用装備や、各モデルが歩んできた歴史と伝統を想起させるデザインを採用した記念限定車「40thアニバーサリーエディション」を設定し、同日発売した。
内外装にわたり記念ロゴをあしらうなど限定車専用デザインを採用。キーケースは上質なイタリア製レザーを使用
ビー・エム・ダブリューは、会社設立から今年で40周年を迎えることを記念し、ドライバーを取り巻く様々な“たいせつなもの”に対して責任を果たしていくという想いを込め、「世界はたいせつなものであふれている。」というメッセージとともに、ブランドキャンペーンを実施している。
今回の記念限定車は、キャンペーンの一環として企画されたもので、40年という歴史においてBMW 3シリーズ/5シリーズ/7シリーズそれぞれに込められた伝統と革新を称えながら、新たな未来への幕開けとなる節目に相応しい、最新の技術により生み出された装備を採用することで、BMWブランドの価値を実感できるモデルとなっている。
40周年記念限定車に共通して採用されるのは、記念ロゴをあしらった装備群だ。コンソールには、シリアルナンバーが刻まれたホワイト・シルバーの限定バッジが装着され、ドアを開けると足元を照らすLEDドア・プロジェクターは40周年ロゴが投影される。エクステリアのBピラーには、両サイドに記念ロゴのステッカーがあしらわれる。さらに、キーケースには40周年記念ロゴが型押しされた、上質なイタリア製レザーを使用したBMW Group Japan完全オリジナル品を採用している。
「318i 40thアニバーサリーエディション」は、クローム加飾をウィンドウモールや、キドニーグリル、エアインテーク部分に採用し、フロントバンパーの下部をブラック・ハイグロスで塗装するとともに、繊細なスポークが細かく入っているデザインの17インチアロイホイール771を専用装備として採用することで、初代BMW 3シリーズを彷彿とさせるデザインとなっている。インテリアには、ステアリングホイールやサイドドアトリムのガルバニック加飾や、ヴァーネスカ・レザー仕様のスポーツシート、センサテック・ダッシュボードなどを専用装備とすることで、上質な空間を実現している。
内外装の組み合わせはメルボルン・レッド&キャンベラ・ベージュ、グレーシャー・シルバー&ブラック、アルピン・ホワイト&コニャックの3種類とし、各々20台、80台、200台限定で販売される。
「523d xDrive Mスポーツ40thアニバーサリーエディション」は、同社設立直後に販売を開始した第二世代のBMW 5シリーズをイメージしてデザイン。第二世代のBMW 5シリーズは、日本市場にディーゼルエンジンを導入した最初のモデルであり、現代のBMWが誇る先進の環境性能モデルを日本市場に提案してきた先駆けだ。また、Mスポーツパッケージを量販車に採用した最初のモデルでもあり、今日のBMWブランドのプレミアムスポーツセダンとしての地位を確立したモデルとなっている。
エクステリアでは、ヘッドライトのリフレクター部分がブラックになるMライト・シャドー・ラインを専用装備として採用し、第二世代BMW 5シリーズにも採用されていた伝統の丸型4灯ライトを彷彿とさせるとともに、最新のシャープなフロントライトが際立つデザインとなっている。また、Mスポーツパッケージとして当時人気のあったオプション装備である、Mリヤスポイラーを専用装備している。
インテリアには、専用装備としてブルーステッチ付きのダコタ・レザーシートやMシートベルト、Mスモークグレー・アルミインテリアトリムなど、Mスポーツの基本装備群を採用し、プレミアムスポーツセダンの40周年記念モデルにふさわしいスポーティ感を高めたデザインに仕立てられている。
ボディカラーはアルピン・ホワイトとカーボン・ブラックの2種類設定され、各々50台ずつ、合計100台が限定販売される。
7シリーズの同限定車は「745Le xDriveエクセレンス」「740Ld xDriverクセレンス」「750Li xDriveエクセレンス」をベースとした3モデルを設定。初代7シリーズをイメージしたデザインを採用しているのが特徴だ。初代7シリーズは、スポーティなプロポーションとともに、ホフマイスター・キンクやウィンドウモールのクロームラインによって優雅さを際立たせるエクステリアデザインを実現し、高品質な素材を積極的に採用した上質で贅沢な室内空間によって、BMWらしい高級感やスポーティ感を新たに提案したモデルだ。
「750Li xDrive 40thアニバーサリーエディション」は、BMWインディビジュアルの装備を多数採用することで、7シリーズの40周年記念限定車の名にふさわしく、BMW最新のクラフトマンシップを誇るデザインとなっている。ボディカラーには、BMWインディビジュアルの特別色である「アズライト・ブラック」を採用。「アズライト」の別名は「藍銅鉱(らんどうこう)」で、宝石の名前でも知られ日本の伝統絵画に用いられてきた高貴な色であり、その深みのある藍の色合いによって日本人を魅了してきた。インテリアは専用装備として、BMW インディビジュアル・フルレザー・メリノ・シートのスモークホワイト&ナイトブルーのバイカラーや、BMWインディビジュアル・アルカンターラルーフライナーのナイトブルー、グレー・ポプラウッド・インテリアトリム、スポーツオートマチックトランスミッションを採用することで、BMW Group Japanが提供しうる最上級の装備を余すことなく採用している。
「745Le xDrive 40thアニバーサリーエディション」「740Ld xDrive 40thアニバーサリーエディション」は、ブラック・サファイアのボディカラーに20インチアロイホイールWスポークスタイリング646を採用し、上質で落ち着いた印象を発散するデザインが特徴。内装には、ブラックのエクスクルーシブ・ナッパレザーシートに、グレー・ポプラウッド・インテリアトリムを専用装備として採用し、優雅な室内空間を実現している。
なお「750Li xDrive 40th アニバーサリーエディション」は6台、「745Le xDrive 40thアニバーサリーエディション」「740Ld xDrive 40th アニバーサリーエディション」は各々2台ずつ、合計10台が限定販売される。
●「ビー・エム・ダブリュー設立40周年記念限定車」ラインナップ●BMW公式WEBサイト
・318i 40thアニバーサリーエディション:580万円(限定300台発売)
・523d xDrive Mスポーツ40thアニバーサリーエディション:858万円(限定100台発売)
・745Le xDrive 40thアニバーサリーエディション:1600万円(限定2台発売)
・745Ld xDrive 40thアニバーサリーエディション:1614万円(限定2台発売)
・750Li xDrive 40thアニバーサリーエディション:2114万円(限定6台発売)
※価格は消費税込み