ボルボ・カーズは4月27日、電気自動車の「XC40リチャージ」がIIHS(米国道路安全保険協会)の「TSP+(トップセーフティピックプラス)」を獲得したことを発表した。これにより、ボルボ・カーズは全モデルラインナップでTSP+を達成した唯一のブランドとなった。
前方衝突警告や緊急自動ブレーキなどの安全システムを標準装備しながら、歩行者やサイクリストに対する先進的な衝突防止機能と組み合わせることで、高水準の安全性を実現
XC40リチャージは、電気自動車である小型SUVとしてはTSP+初の受賞となり、2013年にTSP+の表彰がはじまって以来、自動車メーカーとして単年度で最も多くのTSP+賞を獲得したという先月の記録に、さらに1台追加された。
IIHSは、最高レベルの安全性を提供する車両にTSP+を授与している。ボルボ・カーズは、本年2月の9つ、3月の5つ、そして4月のひとつを加えると、2021年には合計15のTSP+を獲得したことになる。
ボルボ・カーズは、前方衝突警告や緊急自動ブレーキなどの安全システムを標準装備し、歩行者やサイクリストに対する先進的な衝突防止機能と組み合わせることで、他社との差別化を図っている。
ボルボ・カーUSAの社長兼CEOであるアンダース・グスタフソン社長兼 CEOは次のように述べている。
「ボディスタイル、エンジン、グレードにかかわらず、すべてのボルボは衝突時における革新的な保護機能を備えています。このことがIIHSに認められ、現在生産しているすべての車両にTSP+を授与されたことを誇りに思っています。すべてのラインナップでこの栄誉を獲得した企業は他にありません」
●2021年3月31日時点でのIIHS TSP+受賞車
・S90(※)/S90リチャージ(※)
・V90(※)/V90クロスカントリー(※)
・S60/S60リチャージ
・V60/V60リチャージ
・V60クロスカントリー
・XC40
・XC60/XC60リチャージ
・XC90/XC90リチャージ
※印付きのモデルは2020年9月以降に生産された車両