4月5日、メルセデス・ベンツ日本は、3列7人乗りキャビンを持つ本格SUV「GLB」のラインナップに、ガソリンエンジンを搭載するエントリーグレード「GLB180」と、ディーゼルエンジンを積む四輪駆動モデル「GLB200d 4MATIC」を設定し、同日より予約注文受付を開始した。税込車両価格は「GLB180」が530万円、「GLB200d 4MATIC」が553万円。
「GLB180」には136ps/200Nmを発揮する1.33ℓターボを、「GLB200d 4MATIC」には150ps/320Nmを発する2.0ℓディーゼルターボを搭載
「GLB180」には136ps/200Nmを発揮する1.33ℓ直列4気筒ターボ「M282」エンジンと7速DCTを、「GLB200d 4MATIC」には150ps/320Nmを発する2.0ℓ直列4気筒ディーゼルターボ「OM654q」エンジンと8速DCTを搭載。駆動方式はGLB180が前輪駆動、GLB200d 4MATICが四輪駆動だ。
GLB200d 4MATICに搭載する四輪駆動システム「4MATIC」は、ドライバーがダイナミックセレクトのスイッチを操作することで、基本の前後トルク配分比を変化させることが可能だ。四輪駆動クラッチを制御する特性マップは3つ。一般的な走行状況における基本的な前後トルク配分比は「ECO/コンフォート」で80:20、「スポーツ」では70:30となる。一方オフロード走行では、四輪駆動クラッチがセンターディファレンシャルロックのように働き、基本トルク配分は均等に50:50となる。どのモードにおいても路面状況に応じて連続的にトルク配分比を変化させることで、常に最適な駆動力の伝達を可能にし、 オンロードでの安定性や効率性とオフロードでの走破性を高次元で両立している。また、センターコンソールにあるダイナミックセレクトのスイッチで「オフロード」を選択 すると、トルク配分やABSのマネジメントにより、悪路走破性を高める。また、AMGラインを選択すると、マルチビームLEDヘッドライトが車両の直前部を広く明るく照らすモードとなり、障害物が発見しやすくなる。
このたびの2グレードの追加により、GLBは「GLB250 4MATIC(税込704万円)、高性能モデル「AMG GLB35 4MATIC(税込732万円)」と合わせて4グレード展開となった。