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希少な車種や年月の経った旧車であってもお気に入りのクルマはいつまでも調子よく乗っていたいもの。ここではそんなオーナーの希望を実現すべくマニュアルミッションを6速化した初代ピアッツァを紹介。純正パーツが欠品になっていたり修理不能なパーツを抱えた車種も注目だ!!
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こちらのピアッツァのオーナーは、趣味がこうじてピアッツァ関連のチューニングパーツをオリジナル販売するほどのピアッツァ好きで、所有歴は30年を超えている。そんなオーナーがM/Tをあらためようと思い立ったのは、元はM/Tのギヤ欠けというトラブルが原因。修理しようにも、現状では純正パーツが手に入らない。そのような運びで、他車流用の6速M/T化に踏み切ったのだ。
この依頼を受けたブラックライン鈴木さんが考慮したのは、ボディ側の大加工をともなわずに済むようにピアッツァのフロアトンネルに収まるM/Tの選別。結果、NB8C用を使うことで、主な加工は駆動系周りでほぼ抑えられる。
「肝心の使い心地ですが、ギヤが入りやすく、ストロークも短くなって良い感じです。6速だからといって、シフトチェンジが忙しくなることはないですよ」とオーナー。ピアッツァの楽しさを引き出し、今後も安心して乗ることのできる6速M/T化。
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