2月1日、レクサスは次世代のブランドビジョンの象徴を示すコンセプトカーを今春に発表すると予告し、ティザー画像を公開した。合わせて2020年のグローバル販売実績を発表した。
次世代モデル第一弾は年内に発売予定
レクサスの2020年通期の全世界販売実績は、前年比94%となる71万8715台を記録。グローバルでは、新型コロナウイルス感染症の拡大により上半期は約30.4万台(前年比 84%)、下半期は約41.5万台(前年比 102%)となり、年後半にかけては前年並みの水準となった。主力車種「ES」や「RX」の堅調な販売に加え、20年秋に販売を開始した新型「IS」や「LS」が好評を博しているという。
また地域別では、中国の年間累計販売が過去最高となり、グローバル販売を牽引した。2020年1~12月の主要地域別の販売実績は以下のとおり。
・北米:約29.7万台(前年比91%)
・中国:約22.5万台(前年比111%)
・欧州:約7.1万台(前年比81%)
・日本:約4.9万台(前年比79%)
・中近東:約2.7万台(前年比82%)
・東アジア:約3.2万台(前年比92%)
このたびの発表に際して、レクサスインターナショナルの佐藤恒治プレジデントは次のようなコメントを発表している。
「世界中でレクサス車をご愛用頂いているお客様のお一人お一人、そして販売、生産、開発に携わる全ての皆様に心より感謝を申し上げます。また現在、様々な困難に直面しながらも、それぞれの立場で懸命に努力をされている全ての方々へ、心からの敬意を表します。
本年、我々レクサスは、多様化するお客様のライフスタイルをより豊かにすることを目指し新たな一歩を踏み出します。春ごろに、次世代レクサスの幕開けとして、我々が目指す将来像を示したブランドビジョンを、コンセプトカーとともに発表いたします。さらにその第一弾モデルの年内発売を皮切りに、翌年以降も続々と新型車を導入いたします。我々はこれからも世界各国のお客様に寄り添い、ご期待を超えるクルマ作りを通じて、レクサスに関わる全ての皆様の幸せに向けた挑戦を続けてまいります。どうぞご期待ください」