東京オートサロン2021に出展予定だった横浜ゴムの「Z ADVENTURE」は、ここ最近、アメリカ西海岸で流行り始めたトレンドに合わせたスポーツカーを本格的なオフロード仕様にしたモデル。これがじつにカッコいいのだ。
「リアルな東京オートサロンは中止になってしまいましたが、我々はいつも日産自動車さんの隣で出展していたので、このZ ADVENTUREは企画の段階で日産さんにはお伝えしました。現行モデルですからね」
ということだったそうだ。
製作はパリダカやBaja(バハ)1000で活躍してきたラリードライバーの塙郁夫氏にお願いした。開発コンセプトの「スポーツカーをベースとしながらも本格的で魅力のあるオフロードマシン。2WDながら4WD並の走破性は道を選ばずどこでも最速で走れるマシン」を見事に体現したモデルに仕上がっている。
強度的にも問題ないので、今後はナンバーの取得を予定しているという。ドライブ・フィールは「乗った感じは意外と普通です。違和感があるのは、降りるとき。Zだと思ってドアを開けると車高が高いので(笑)」とのことだ。