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【理想の2台持ち|シトロエンGS&ホンダe】年の差50歳!新旧アヴァンギャルドを交互に楽しみたい(森口将之)


フランス車通としても知られる森口将之さんが選んだ「理想の2台持ち」はシトロエンGSと、ホンダe。1971年製のクラシックモデルと、最新の電気自動車という組み合わせだが、両者に共通するキーワードは「アヴァンギャルド」だ。




TEXT●森口将之(MORIGUCHI Masayuki)

ハイドロのゆるーい乗り心地が味わい深いシトロエンGS

昨年末、我が家に新しいクルマがやってきた。といってもピッカピカの新車ではない。1971年式シトロエンGS。1015㏄の空冷水平対向4気筒エンジンを積んだ当時の大衆車だ。

シトロエンGS

なぜ旧いクルマにしたかというと、僕は東京23区内の某駅から徒歩圏内に住んでいることもあり、クルマ好きではあるけれどそれ以外の手段で移動することが多く、仕事上広報車をお借りして乗ることも多いので、足としてのクルマが不要だったのだ。




特に新型コロナウイルス感染が拡大してからは、外出機会が減ったので、唯一の所有車であるルノー・アヴァンタイムでさえ、1か月乗らないときがあったほど。それなら旧いクルマに行ってみようという結論になった。




納車後約1か月。週1回ぐらいで近所の買い物などに乗っているが、今なお未来的なスタイリングとインテリア、ハイドロニューマティック・サスペンションのゆら〜んとした乗り心地、軽やかに回るエンジンをダイレクトなMTで操るパワートレインなど、けっこう満足している。

なのでこれとペアを組むのは何がいいかを考えた。アヴァンタイムはまもなく20年選手で、できれば新しいほうがいいし、クルマではそんなに遠出はしないので、GSとは違うキャラクターのスモールカーがいい。




ということでRRのルノー・トゥインゴがまず思い浮かんだけれど、どうせなら一歩進んでみようということで選んだのがホンダeだ。




EVの走りはエンジン車とは違う感触だし、スマホでロックが解除できるなど先進技術を満載しながら、見た目はフレンドリーなところがお気に入り。

ホンダ e

最新のEVとしては満充電での航続距離に限りがあるけれど、いろんな任務をクルマに背負わせないからこそ、楽しいカーライフが味わえるというのが持論。GSだってそういう考えだから所有できるわけだし、それぞれのクルマが喜ぶシーンで走らせてあげて、あとは他の乗り物に任せればいい。




現状では自分の駐車場に充電設備はない。でもホンダeはシェアリングもやっているから、近所のディーラーが用意してくれれば乗れる。2台持ちとは言えないかもしれないが、いまの時代だからできる2台使いで、半世紀前と現在のアヴァンギャルドを交互に楽しみたい。

『理想の2台持ち』は毎日更新です!




1台でなんでもこなすよりも、目的を分けた2台を所有することで、カーライフはもっと豊かになる。ということで、自分のライフスタイルや好みに合わせた理想の2台の組み合わせを、自動車評論家・業界関係者に選んでいただきます。明日の更新もお楽しみに!
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