1月8日、ボルボ・カー・ジャパンは2020年の新規登録台数が1万5542台で、前年比16.3%減だったことを発表した。
電動化モデル「リチャージ」の需要が回復の牽引役に
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月以降大幅に販売台数が減少し、6月には前年同月比40.7%減まで落ち込むなど厳しい上半期となったものの、年間では16.3%減まで回復した。とくに下半期の受注は、上半期の6015台に対して8300台を記録。上半期比38%増、前年同期比8.5%増と大幅に改善している。
下半期の受注が増加した主な要因として、48Vハイブリッドを含む電動化モデルに対する需要が非常に高まったことが挙げられる。「全車電動化」に伴うディーゼルモデルの販売終了や、V40シリーズの販売終了などの影響が懸念されたものの、電動化に対するカスタマーの評価は予想を上回り、第4四半期における「リチャージ」(PHEV)モデルの受注割合は10%に達している。