バイクが欲しい。車種はスーパーカブ110、お店は近くのホンダドリーム店に決めた。支払いは流行りのPayPayを使うとちょっと得するようだ。
REPORT●栗栖国安(KURISU Kuniyasu)
PHOTO●武田大祐(Takeda Daisuke)/山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
買い替えの場合は下取り価格も気になる
新車に買い替えるという人も多いだろう。その場合、バイクを購入するショップで下取りをしてもらえるのか、また、金額的にメリットはあるかなど気になるところですね。ということで、一例として僕が所有しているセロー225WEを下取りに出した場合、どのくらいの価格で引き取ってもらえるのかホンダドリーム八王子で確認してみました。
他メーカーのバイクでも大丈夫なのか少しばかり不安がありましたが、どうやら相場がわかるサイト、たぶん業者向けのオークションサイトのようなものがあるらしく、年式や走行距離、程度などを見ておおよその下取り金額を教えてくれました。仮にセローを引き取ったとしてもホンダドリーム店では販売できないので、そのままオークションに出すようです。一方ホンダ車の場合は、点検整備して店舗で中古車として販売できるので、多少は高値で引き取ってくれるようです。
納車時期とキャンセル規定について
バイクの購入を決め、契約も済ませたら1日も早く乗りたいと願うのがユーザー心理です。しかし現実には、契約したその日に納車ということはありません。たとえば、購入するショップにたまたま希望するバイクの在庫があったとしても、登録手続きや納車整備などがあるので数日後に納車というのが最短スケジュールになります。
では注文の場合はどうかというと、車種によってさまざまというのが実際です。たとえば、いま大人気のCT125ハンターカブだと、納車まで半年待ちとなっていましたが、現在は注文停止の状態です。逆に早期に納車できる車種では1週間ほどで入手可能となります。また、ボディカラーによっても納車時期に差異が生まれることもありますが、現状ではそう大きな違いは出ていないようです。
今回僕は、スーパーカブ110のアーベインデニムブルーメタリックを注文したのですが、納期は約1ヶ月とのことでした。ホンダドリーム八王子の納谷さんによれば「スーパーカブは通常1週間以内で納車になるんですけどね。今回はどういうわけか1ヶ月かかる予定になっています」とのこと。時期によるタイミングもあるようです。ですが実際には2週間ほどで納車されました。ちなみにスーパーカブで人気のカラーは、ベージュとイエローだそうです。
キャンセルについても気になりますよね?
ハンターカブのように人気のモデルで納車まで半年待ちなんていうと、待ちくたびれてもうキャンセルしよう!と考える人もいるでしょう。しかしキャンセル料が発生してしまうのかなど、わからないこともあります。
キャンセルの規定に関してはショップによって異なる可能性があるので、事前にきちんと確認しておいたほうがいいでしょう。ここではホンダドリーム八王子におけるキャンセル規定を記していきます。おそらくホンダドリーム店はすべてこの規定に基づいていると思います。
注文および売買契約を結ぶ際には『注文書並びに売買契約書』の内容を確認し、署名捺印するのですが、売買契約の成立日というのは、買い手が注文したバイクの登録や届出がなされた日、注文したバイクにアクセサリーパーツを装備するなど実際に作業が行われた日、あるいは、実際に商品であるバイクが納車された日のいずれか早い日になります。したがって、それ以前の日程であればキャンセルすることができます。キャンセル料も発生しません。
半年待ちを覚悟してハンターカブを注文したけど、3ヵ月経ったところで待ちきれなくなり、ハンターカブをキャンセルしてクロスカブに変更した。契約成立日前であれば、そうしたこともできるのです。