11月17日、ビー・エム・ダブリューはプレミアムミドルクラスSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の「X3」に設定されているMモデルに、マイルドハイブリッドテクノロジーを採用したディーゼル仕様「X3 M40d」を設定し、同日発売した。税込車両価格は908万円。
48Vマイルドハイブリッド搭載でパワフルな加速と効率性を両立
「X3 M40d」には、日本導入のBMWモデルとしては初となる「48Vマイルドハイブリッドテクノロジー」を搭載。このテクノロジーは、とくに高い能力で制動エネルギー回生を行う48Vスターター・ジェネレーターと、それによって発電された電気を蓄積する追加のバッテリーで構成されている。
48Vバッテリーは電気で作動する機能に電力を供給するだけでなく、電力をスターター・ジェネレーターに戻し、スターター・ジェネレーターが電気駆動システムとして作動することで、追加の駆動力の発生のためにもエネルギーを供給し、内燃エンジンの負荷を軽減するとともに、効率を最適化している。さらに、ジェネレーターは電気を使って加速をブースト(最大11ps)することで、発進時および加速中にダイナミックな出力特性をサポートする。また、コースティング機能も採用することによっても、燃費効率を高めている。
なお、M40dには340ps/700Nmを発揮する3.0ℓ直列6気筒ディーゼルターボエンジンと8速ATが搭載され、Mモデルを名乗るにふさわしいパフォーマンスを実現している。