自販連（日本自動車販売協会連合会）が発表した9月の新車販売台数（普通乗用車＋小型乗用車）は、22万1487台で前年比は134.5%だった。8月の前年比は83.9%、9月の81.0%とコロナウイルスによる影響で落ち込んでいた販売台数が、ようやく回復してきたようだ。
トヨタの独走状態が止まらない！ベスト10に8台がランクイン
それでは、10月の新車販売台数ランキング（自販連調べ）をチェックしてみよう。
1位：トヨタ・ヤリス 1万8592台（前年比−％）
2位：トヨタ・ライズ 1万3256台（前年比-％）
3位：トヨタ・ルーミー 1万1487台（前年比165.0％）
4位：トヨタ・カローラ 1万275台（前年比91.8％）
5位：トヨタ・アルファード 1万93台（前年比230.8％）
6位：トヨタ・ハリアー 9674台（前年比536.3％）
7位：ホンダ・フィット 9001台（前年比287.0％）
8位：ホンダ・フリード 7849台（前年比179.7％）
9位：トヨタ・ヴォクシー 6258台（前年比142.4％）
10位：トヨタ・シエンタ 6077台（前年比65.3％）
1位につけたのはヤリス。8月に発売されたコンパクトSUVのヤリスクロス、9月に発売されたスポーツモデルのGRヤリスが「ヤリスファミリー」に加わり、その効果もあり、1万8592台を売り上げ先月に続きトップに立った。また先月同様に軽自動車のホンダN-BOX（10月は1万6052台）を超え、軽自動車と合わせてもヤリスが首位に立った。
2位から6位もライズ、ルーミー、カローラ、アルファード、ハリアーとトヨタ車が占めた。ルーミーは9月にマイナーチェンジが実施され、兄弟車のタンクとモデルが統合されたため、大幅に順位が上がり久しぶりトップ3にランクインした。
またホンダ・フリードは8位にランクイン。今年は一度もトップ10から外れたことがなく好調が続いている。
トップ10で見てもトヨタ車は8台ランクインしており、前月同様、好調を維持している。
11位以下は？
11位：トヨタ・プリウス 5818台（前年比84.3％）
12位：トヨタRAV4 5001台（前年比127.6％）
13位：トヨタ・ノア 4696台（前年比180.8％）
14位：日産セレナ 4309台（前年比99.9％）
15位：トヨタ・アクア 4064台（前年比81.8％）
16位：日産ノート 3965台（前年比75.3％）
17位：日産キックス 3542台（前年比-％）
18位：トヨタ・パッソ 3361台（前年比129.9％）
19位：SUBARUインプレッサ 3153台（前年比195.2％）
20位：ホンダ・ステップワゴン 3133台（前年比100.2％）
21位：ホンダ・ヴェゼル 2985台（前年比106.0％）
22位：トヨタCH-R 2690台（前年比105.3％）
23位：トヨタ・ランドクルーザーW 2620台（前年比157.4％）
24位：ダイハツ・ロッキー 2610台（前年比-％）
25位：スズキ・ソリオ 2551台（前年比97.1％）
26位：スズキ・スイフト 2225台（前年比133.3％）
27位：ダイハツ・トール 2206台（前年比106.5％）
28位：マツダMAZDA2 2160台（前年比103.8％）
29位：トヨタ・クラウン 2129台（前年比123.6％）
30位：マツダCX-5 1834台（前年比162.9％）
31位：SUBARUフォレスター 1833台（前年比107.3％）
32位：マツダCX-30 1812台（前年比71.8％）
33位：トヨタ・エスクァイア 1643台（前年比65.1％）
34位：日産エクストレイル 1639台（前年比109.8％）
35位：スズキ・ジムニーワゴン 1555台（前年比222.8％）
36位：マツダMAZDA3 1380台（前年比73.0％）
37位：ホンダ・シャトル 1284台（前年比51.7％）
38位：トヨタ・ヴェルファイア 1261台（前年比56.8％）
39位：マツダCX-8 1097台（前年比209.0％）
40位：トヨタ・カムリ 1086台（前年比118.2％）
41位：スズキ・クロスビー 1023台（前年比71.5％）
42位：ホンダ・シビック 949台（前年比327.2％）
43位：三菱デリカD5 898台（前年比103.5％）
44位：トヨタ・ハイエースワゴン 784台（前年比144.6％）
45位：マツダCX-3 776台（前年比186.1％）
46位：レクサスUX250h 732台（前年比76.7％）
47位：日産リーフ 666台（前年比81.2％）
48位：レクサスNX300h 576台（前年比107.3％）
49位：レクサスRX300 503台（前年比 58.0%）
50位：日産マーチ 472台（前年比110.5％）
今年の6月30日には発売された日産キックスは17位にランクイン。ライバルのホンダ・ヴェゼル（21位）トヨタCH-R（22位）マツダCX-30（32位）より多い3542台を売り上げた。ただし、トヨタのコンパクトSUVであるライズやヤリスクロスには遠く及ばない。
9月まで新型コロナウイルスの影響により落ち込んでいた販売台数がようやく持ち直してきた。ただ新型コロナウイルスの感染者数が減少した訳ではない。一刻も早くこの状況が落ち着くことを願ってやまない。
大谷翔平・野球ニュース