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先日、日本でも改良新型が発表されたMINIクロスオーバー(欧州名:カントリーマン)にダカールラリー優勝者のノウハウが採用されたX-raidモデルがドイツ本国で発表された。
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MINIのX-raidチームは2012年から2015年にかけて、南米で開催されたクラシックラリーのエディションでMINIの総合優勝を4回連続で達成した強豪チームだ。今回発表された X-raidモデルは、ダカールラリーでの5回の勝利の才能だけでなく、これらの勝利に貢献したテクノロジーを象徴する本格的なモデルだ。
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X-raidモデルの特徴は全体で最大+40mmの地上高とラリー用に特別に開発されたホイールだ。このホイールはタイヤの損傷に対する効果的な保護を行うという。また頑丈なリムリングにより、岩場で損傷が発生した場合でもホイール全体を交換する必要がなく、視覚的のも強力なインパクトを生み出す。
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画像のベース車両はMini Cooper S Clubman All 4だが、さまざまなパーツをベースの134馬力のCooper Clubmanなどの他のClubmanグレードにも簡単に取り付けることができると予想される。なお価格や詳細は現時点で明らかになっていない。