9月16日、スズキは福祉車両ウィズシリーズの「スペーシア車いす移動車」の一部仕様向上を実施。安全装備を充実して同日発売した。車両価格は157万円〜174万6000円(非課税)だ。
上級グレード「ハイブリッドX」にはUSB電源ソケットや時間調整付フロント間欠ワイパーを新たに装備
「スペーシア 車いす移動車」は、介助する方の負担を軽減するため、車両後部のスロープをワンアクションで開閉でき、車いすでのスムーズな乗せ降ろしを可能とした福祉車両。
今回の一部仕様変更では、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備したほか、ハイブリッドXグレードにはUSB電源ソケット(2個)や時間調整付フロント間欠ワイパーを新たに装備して、使い勝手の良さをより高めている。
なお「スペーシア 車いす移動車」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」に該当する。
ちなみに、スズキ福祉車両ウィズシリーズは「スペーシア 車いす移動車」のほか、「エブリイ 車いす移動車」、「エブリイワゴン 車いす移動車」、「ワゴンR 昇降シート車」、「ワゴンR スティングレー 昇降シート車」をラインアップしている。
●「スペーシア車いす移動車」ラインアップ●スズキ公式WEBサイト「スペーシア車いす移動車」
・ハイブリッドG(リヤシートレス車):157万円
・ハイブリッドG:160万5000円
・ハイブリッドX:174万6000円
※価格は消費税非課税。駆動方式は全車FF