ケンウッドの最上級2カメラドライブレコーダーが新登場。独自のAIセンシング機能を搭載し、後方車両からのあおり運転を自動で検知する。9月中旬より発売。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
問い合わせ:JVCケンウッド
電話:0120-2727-87
ケンウッド DRV-MR8500……オープン価格(実勢価格:4万2000円前後/税込)
ケンウッドのシリーズ最上級2カメラドライブレコーダー。2.7インチモニターを内蔵したスタイリッシュな本体に小型リヤカメラを組み合わせた2ピース構成となる。
このモデルいちばんの見どころは「あおり運転」への対応能力が強化されていること。ケンウッド初の「AIセンシング機能」を搭載し、後方車両の急接近や蛇行運転を自動で検知。画面表示と警告音でドライバーにいち早く危険を知らせるとともに自動でイベントフォルダへの映像保存を行う。
ドライブレコーダーとしての基本性能もきわめて充実し、徹底して高画質にこだわっているのが特徴。2つのカメラはともに約368万画素CMOSセンサーを搭載し、WQHD画質(解像度2560×1440)による高精細な記録を実現。さらにF1.6の明るいレンズやSTARVIS技術、HDR機能の搭載などにより昼間だけでなく夜間も鮮明な映像を捉えられる。リヤカメラはプライバシーガラスやスモークフィルムの影響を受けずに明るく撮影できる「スモークシースルー機能」を持つ。
また、マイクロSDカードのエラーを防ぐ独自の記録システム「SDカードメンテナンスフリー機能」で定期的なフォーマット作業が不要。さらにマイクロSDカードの交換時期を知らせる寿命告知機能も搭載する(同社製カードに限る)。
このほか長時間記録が可能な「マイクロSDカードダブルスロット」や、安全運転に貢献する「運転支援機能」、監視カメラとして活躍する「駐車録画機能」なども備えている。
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■最大記録解像度:2560×1440(WQHD)
■最大記録画角:フロントカメラ、リヤカメラともに水平約112°/垂直約65°/対角約131°
■最大フレームレート:29.1fps
■記録メディア:マイクロSDカード16GB~128GB(32GB付属)