日野自動車は路線バス『日野ブルーリボン』および『日野レインボー』を一部改良、費性能向上により減税適用範囲拡大し、『日野レインボー』にはAT車を新規設定した。また、従来のバスにも取り付け可能な新型コロナ対策キットも用意している。
日野自動車株式会社(以下、日野)は、大型路線バス『日野ブルーリボン』および中型路線バス『日野レインボー』の一部改良を行なうとともに、新たに『日野レインボー』にAT車を追加設定し、7月1日に発売する。
今回の改良では『日野ブルーリボン』および『日野レインボー』のアイドリングストップに関する仕様変更を行ない、燃費性能を向上させている。
これにより全車で平成27年度重量車燃費基準を達成し、車両総重量14トン超のAT車は新たに+10%(自動車重量税 75%減税、自動車税環境性能割 非課税)、14トン超AMT車は引き続き同基準+15%(自動車重量税 免税、自動車税環境性能割 非課税)となる
新たに『日野レインボー』に追加設定されたAT車は、イージードライブによって乗務員の疲労軽減に寄与する。
また、新型コロナウイルス等の飛沫感染防止の対策部品が用意された。これは運転席と通路の間に設置する透明な仕切りで、バスの仕様に合わせて任意に加工できるようになっており、現在使用中のバスにも取り付けることが可能だ。