トヨタ自動車、トヨタファイナンシャルサービス、トヨタファイナンスの3社(以下、トヨタ)は、2020年4月6日より、電子マネー決済、QRコード/バーコード決済といった複数の支払手段を搭載するスマートフォン決済アプリ「TOYOTA Wallet」について、先行のiOS版アプリに加え、Android版アプリの無料提供を開始すると発表した。また、デビット型サービス「銀行Pay」に新たに、ゆうちょ銀行、横浜銀行、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、沖縄銀行、北海道銀行、北陸銀行の8行が加わり、より幅広い顧客にキャッシュレスサービスを提供できるようになる。
トヨタは、「どこでも・誰でも使える」シームレスなサービスの実現に向け顧客の日常決済の利便性向上、また将来的にはモビリティ社会の基盤づくりに貢献するプラットフォームとなるオールトヨタの決済アプリ「TOYOTA Wallet」を開発し、2019年11月19日よりiOS向けアプリから提供を開始していた。
TOYOTA Wallet機能拡充について
Android版アプリが新登場
先行して提供してきた「iOS版」に加え、新たに「Android版」アプリの提供を開始した。
銀行Payのパートナーが9行に
三井住友銀行に加え、このたび、ゆうちょ銀行、横浜銀行、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、沖縄銀行、北海道銀行、北陸銀行の8行が「銀行Pay」パートナーとして加わった。「銀行Pay」は、顧客の銀行の口座を「TOYOTA Wallet」アプリに直接連携することで、店頭でのQRコード決済の際に、リアルタイムで顧客の口座からお支払代金を引き落とす。
「TOYOTA TS CUBIC Pay」アプリ内入会機能
4月6日より、「TOYOTA TS CUBIC CARD」会員は、トヨタ販売店で利用できる「TOYOTA TS CUBIC Pay」を、同販売店店頭での申し込みに加え、「TOYOTA Wallet」アプリから申込めるようになった。
TOYOTA Wallet」は、今後もさまざまなキャッシュレス決済事業者や、トヨタグループ内外のモビリティサービスとの連携を通じ、利便性の向上を目指す。
3つの支払い手段を搭載「TOYOTA Wallet」の主な特長
プリペイド型電子マネー「TOYOTA Wallet残高」、クレジット型サービス「TOYOTA TS CUBIC Pay」、デビット型サービス「銀行Pay」の3つの支払い手段から、顧客の用途に合わせて支払い手段を選べる。