
3月31日、ダイハツ工業は2020年度より地域を限定して勤務することができる「エリアスタッフ」制度を新たに導入すると発表した。
これまで雇用のチャンスに恵まれなかった人材に対して活躍の機会を提供することで、社会的な課題解決にも貢献
ダイハツでは、働き方改革の一環として、働き方の多様化と多様な人材の採用、育成、活躍の支援を進めており、今回設定した「エリアスタッフ」制度も、その一環として実施するもの。
「エリアスタッフ」制度は、勤務地域を限定し、転居を伴う異動(転勤)がないことを条件として勤務することができる新制度で、同社は住み慣れた地域で長く働きたい人材や、家族の介護などで現在働いている地域からの移動が困難な人材などを積極的に採用。これまで雇用のチャンスに恵まれなかった人材に対して活躍の機会を提供することで、社会的な課題解決にも貢献していく。
当面は東京地区にて、おもに大規模法人を対象とした営業業務を担う人材について5名程度の採用を予定。「エリアスタッフ」として採用された人材は、地域限定社員として期限の定めの無い嘱託雇用契約を結び、長期的に安定して業務を行える人材の採用と育成を目指す。詳細はダイハツ経験者採用情報サイトにて随時告知していくとのこと。
ダイハツは今後も、グループスローガン“Light you up” のもと、多様な働き方の実現と、多様な人材が働くことのできるダイバーシティ企業を目指し、さまざまな人事制度の改革を進めていく方針だ。