レクサスはこのほど、2019年の全世界販売実績を発表し、過去最高となる76万5330台を記録したことを明らかにした。
新型「ES」や「UX」、マイナーチェンジした「RX」が牽引
2019年のレクサスの全世界販売実績は、前年と比べて10%のプラスとなる76万5330台を記録。この実績は過去最高だ。2018に導入されたミドルセダンの新型「ES」やコンパクトSUVの「UX」、2019年8月にマイナーチェンジを受けた新型「RX」が好評だったのに加え、中国のラグジュアリー市場の伸長が全体の販売を牽引した。地域別の販売実績は以下のとおり。
●2019年 レクサス地域別販売実績
・北米:約32.5万台(100%)
・中国:約20.2万台(125%)
・欧州:約8.7万台(114%)
・日本:約6.2万台(113%)
・中近東:約3.2万台(108%)
・東アジア:約3.4万台(108%)
※パーセンテージは前年比
この実績を受けて、レクサス・インターナショナルの佐藤恒治プレジデントは、次のようにコメントしている。
「世界中でレクサス・モデルをご愛用いただいているお客様のお一人お一人に心より感謝を申し上げます。我々レクサスは、創業時の原点であるイノベーションの精神とたゆまぬ進化を徹底的に追求してゆくことで、お客様のご期待を超えるクルマづくりに挑戦し続けてまいります。本年以降は、電動化ビジョン「Lexus Electrified(レクサス・レクトリファイド)」のもと、初の市販EVモデル「UX300e」の発売を皮切りに、電動車ラインナップを拡充してまいります。クルマづくりの基本に立ち返りながら、レクサスのDNAである静粛性・乗り心地をより一層進化させるとともに、長年ハイブリッドで培ってきたモーター制御技術による駆動力の統合的な制御など、レクサスならではの美しさ・喜びをご提供してまいりたいと思います。」