WLTCモード燃費:25.0km/ℓ ※「HYBRID G」「HYBRID X」(FF車)
月間販売台数:NO DATA
REPORT●小林 秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●益田 和久(MASUDA Kazuhisa)中野 幸次(NAKANO Koji)
MODEL●菅原 樹里亜(SUGAWARA Juria)[身長160㎝]
※本稿は2010年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■HYBRID G
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1680
室内長×室内幅×室内高(㎜):2215×1330×1270
ホイールベース(㎜):2460
トレッド 前/後(㎜):1285/1300
車両重量(㎏):810
エンジン形式:直列3気筒DOHC
総排気量(㏄):657
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):36[49]/6500
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):58[5.9]/5000
モーター最高出力(kW[㎰]/rpm):1.9[2.6]/1500
モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):40[4.1]/100
燃料タンク容量(ℓ):27(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
サスペンション:前 ストラット、後 トーションビーム
ブレーキ:前 ディスク、後 リーディングトレーリング
最小回転半径(m):4.6
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):25.0
タイヤ・サイズ:165/60R15
車両本体価格:136万5100円
先進安全装備〈スズキ セーフティサポート〉
ボディカラー
HUSTLERの3つのポイント
1.ひと目でハスラーと分かるエクステリア
2.機能性を魅せる演出が施されたインテリア
3.全面刷新されたメカニズム
6ライト化やボディとルーフの塗り分けによって、よりSUVらしさが際立った新型ハスラー。エンジンルームを最小化することでホイールベースは先代から35㎜拡大。前後乗員間距離も同じだけ増えたほか、全高を15㎜高めたことでヘッドクリアランスが広がっている。
エンジン&ホイール
乗降性
自然に腰を下ろせる着座位置に加えて、立ったAピラーと水平なルーフの組み合わせにより開口部が広いため、乗降性は軽自動車の中でも良い部類。
スクエアな開口部と大きく開くドアで乗降性は良好。前席よりも床とサイドシルの段差が少ないため、足先の出し入れは前席よりもスムーズだ。
インパネ
メーター
前席
先代のベンチシートから一転、新型はセパレートシートを採用。開発主査によると「左右席間にバッグや荷物を置けるように」とのこと。リフターの調整幅を広げつつ、基準の着座位置は従来比10㎜低くして、直近上方の信号が見やすくなった。
後席
足が組めるほどゆったりした足元と十分な頭上空間が生み出す開放感が自慢。車体側面が立ったことで横方向のゆとりも増した。着座位置が高く、前方視界も良好。シート形状はフロントよりフラットで、背もたれは8段階のリクライニングが可能。
うれしい装備
ラゲッジルーム
広さ自体は軽ワゴンの平均水準。VDA容量はワゴンRに譲るが、ランプ形状の違いなどによるもので広さは同等。背もたれの角度を立てれば、機内持ち込みサイズのスーツケースを置ける。後席の背もたれは防汚素材となっており、汚れても掃除に困らないため、アウトドアレジャーにも積極的に活用できる。
使い勝手撮影車両データ
インテリアカラー:デニムブルー
オプション装備:全方位モニター付きメモリーナビゲーション
〈TOPICS〉自分だけのハスラーをつくれるアクセサリーも見逃せない
〈開発者コメント〉新しい“コト”を始めるきっかけとして
バイヤーズガイド
全方位の進化が著しい新型ハスラーだが、NAの動力性能が向上し、街乗りメイン+たまに高速走行ならこれで十分。ただ、ACCやパドルシフトの便利さを堪能したいならターボモデル限定となる。また、新型のインパネデザインを完結させる、3画面表示可能な9インチHDディスプレー+メモリーナビゲーションは必須の装備だ。