みなさんレースはお好きですか? 好きですよね、たぶん。そんなみなさんに絶対おすすめな写真展がふたつありまして、先日ハシゴしてきたら目が幸せだったのでご紹介したいのです。
サーキットに行くと、すごいカメラ機材を持った方々によく遭遇します。それはそれは巨大な望遠レンズと超高価な最上位機種の組み合わせの人が大勢いるのを見ていると、レース写真というのはそれだけ魅力的なものなのだなと、しみじみ思うわけです。
もちろん撮るのも楽しいのですが、レース写真は眺めるのも良いものです。実は今、都内では絶対に見ておいたほうがいい写真展が同時にふたつも開催されておりまして、私もちょっとお邪魔してきました。
まずひとつは、F1撮り続けて500戦という記録を成し遂げた熱田護さんの写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」。品川にある、キヤノンギャラリーSで開催中。
これ行ったら絶対びっくりします。写真がかっこいいとか美しいとかは、もちろん言うまでもないことなのですが、なにしろ展示数がすごい。シャルル・ルクレール、マックス・フェルスタッペンといったここ最近の若手ドライバーから、アイルトン・セナの時代まで、色んな世代のドライバーやマシンの写真が一気に見られちゃうんです。しかも無料! こんな写真展タダで見ちゃっていいの? 本当に?
そして次に向かったのは六本木のAXISギャラリー。こちらでは日本レース写真家協会(JRPA)の会員カメラマンさんたちによる、毎年恒例の写真展「COMPETITION」が開催中です。熱田カメラマンの写真展はF1オンリーでしたが、こちらは二輪や国内レース、カートなど様々なカテゴリーの写真を展示しています。2019年に会員カメラマンさんたちが撮影した、全てのレース写真のなかから選び抜かれた写真群だそうですよ。これまた無料。そんなに太っ腹でいいのだろうか。
こちらは1月26日で終了と会期があと少しなのですが、25日(土)15時からギャラリートークがあるそうです。小林稔さん、平田勝さん、金子博さん、赤松孝さん、大西靖さん、井上雅行さん、田村弥さん、三橋仁明さん、高橋学さん、大島洋行さんが参加予定。撮影者ご本人が、それぞれの作品の撮影コンセプトやテクニックなどをお話してくださるとのこと。
ちなみに25日には、熱田さんの写真展でも11時と15時にギャラリートークがあります。つまり、熱田さんの11時からのギャラリートークに行った後にJRPAのギャラリートークに行くという、レース写真三昧な土曜日を過ごすことができます。これは絶対にオススメ。
そして「COMPETITION」は名古屋でも3月11日から22日まで開催されるので、お近くの方々はお楽しみに。
大きなプリントになった写真は、スマホやパソコンの画面や雑誌で見るのとは、まったく違った迫力がありました。レース写真にちょっとでも興味がある方、レースはあんまり見ないけどクルマは好きな方など、どんなタイプの「クルマ好き」でも楽しめると思うので、ぜひ!
熱田護カメラマンの写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」については、こちらに詳しい情報が載っています。会期は2月8日まで。日曜祝日はお休みなので、そこだけお気をつけて。
https://cweb.canon.jp/gallery/archive/atsuta-mamoru/
日本レース写真家協会報道写真展「COMPETITION」については、こちら。
会期は1月26日まで。
http://jrpa.org/news/2019/1128.html
ついでに主婦あかねのインスタも見ていってくれたら嬉しいです。
https://www.instagram.com/shufu_akane/