高い安全性で確固たるブランド価値を築き上げてきたボルボが、ついに世界最大級のカスタムカーの祭典に姿を現した。千葉県の幕張で開催されている東京オートサロン2020にて、 S60とXC60のT8ポールスターエンジニアードを持ち込んできたのだ。
ボルボが生み出す新たな価値観を体現
長きに渡って安全性の向上に注力し続け、揺るぎないブランドイメージを確立し、最近ではモダンなスカンジナビアン・デザインでも人気を博しているボルボが、ついに東京オートサロンに登場した。
出展されたのはS60 T8ポールスターエンジニアード、XC60 T8ポールスターエンジニアードの2台だ。ポールスターとはボルボのレーシングマシンを制作していた会社で、現在はボルボの傘下に入り、ハイパフォーマンスカーやEV、ソフトウェアやカスタマイズパーツなどの開発を行っている。
S60 T8ポールスターエンジニアードは2019年11月に限定発売され、即完売となっており、2020年夏に再び限定車として販売される予定になっている。
そして今回、公開されたのが、S60やV60のT8ポールスターエンジニアードとともに2020年の夏に限定販売される予定のXC60 T8ポールスターエンジニアードだ。
21インチの大径ホイールと大容量のブレーキで高いパフォーマンスを匂わせつつも、大人好みの主張しすぎないアピアランスが印象的だ。
出展された2台のポールスターは、ともにPHEV(プラグインハイブリッド)であることも特徴だ。電動化をハイパフォーマンスに結びつけるブランド戦略には、いかにも「ボルボらしい」と唸らされてしまう。
1月12日(日)まで開催される東京オートサロンの会場で、ぜひとも実物をご自身の目で確かめていただきたい。