
タレント紀藤正樹弁護士が3日、X(旧ツイッター)を更新。フジテレビの第三者委員会が3日、元タレント中居正広氏(52)の代理人弁護士が、5月30日に、第三者委に調査報告書に関わるヒアリング記録などの開示を再々要求したことを受け、被害女性への二次被害の恐れから「今後やり取りを差し控える」としたニュースを引用し、「結局事前に予想された三行半の回答。中居弁護団の次の一手は何なんでしょうね」とポストした。
紀藤氏はこの問題をめぐって、中居氏の代理人弁護士が5月23日に第三者委に対し音声データなどの資料の開示を再要求(5月12日に中居氏側が最初の要求、同22日に第三者委が事実認定は適切と回答)を行った際にも「次の一手が今回の再要求だと、次も第三者委員会の三行半の回答が予想される」とポストしていた。紀藤氏の見立てた通りの展開となっている。中居氏側は再要求時、28日までに再回答の期限を切っていたが、回答はなく、30日に再々要求。紀藤氏は再々要求のニュースにも「ガン無視対応に再要求してもかえってマイナスでは。次の一手に決め手を欠く」とポストしていた。
中居氏側の再々要求をめぐり、被害女性側は30日に「女性Aに対するさらなる加害(二次加害)に他ならない」とコメント。紀藤氏は31日に「戦線が拡大」と表現した上で「守秘義務解除の条件は正当事由。女性側の反論が許される事態」との見方を示し、6月2日には補足として「中居弁護団が真に事実を明らかにしたいのであればフジ第三者委員会を通すより被害者側と直接対峙して守秘義務を解除し真実を明らかにする方向も検討すべき段階では」とポストしていた。