1月9日、JAIA(日本自動車輸入組合)は2019年における輸入車販売台数を公表。6万6523台を記録したメルセデス・ベンツが首位を獲得した。メルセデス・ベンツが年間販売台数第一位を獲得するのは、これで5年連続、プレミアムブランドとしては7年連続となった。
全体では対前年比3.2%減となる29万8378台
同日に発表されたメルセデス・ベンツ日本からの情報によると、2019年は主力モデル「Cクラス」に加え、コンパクトモデルやSUV、ハイパフォーマンス版のメルセデスAMGが販売を牽引。とくにCクラスは2015年以来、セグメント首位をキープしているという。
コンパクトモデルでは、Aクラス(ハッチバック&セダン)やBクラス、CLA(クーペ&シューティングブレーク)と、新型が続々と導入され、販売全体の3割を占めるまでに成長。輸入車最多となる8車種を取り揃えるSUVも大きく寄与している。さらに高性能版となるメルセデスAMGモデルは、過去最高となる8000台を超える販売を記録した。
トップ10ブランドは下記のとおりで、上位五位までのブランドは軒並み前年割れしている一方で、六〜九位に入ったボルボ、ジープ、プジョー、ポルシェは前年実績を上回る成長を見せた。
輸入車(外国メーカー車)全体では29万8378台で、対前年比3.2%減。これは2019年10月に施行された消費増税も少なからず影響したとものと考えられる。
●2019年輸入車ブランド販売台数ランキングトップ10
第一位:メルセデス・ベンツ(6万6523台/98.5%)
第二位:BMW(4万6814台/91.8%)
第三位:フォルクスワーゲン(4万6791台/90.1%)
第四位:アウディ(2万4222台/91.5%)
第五位:MINI(2万3813台/91.6%)
第六位:ボルボ(1万8583台/106.8%)
第七位:ジープ(1万3354台/116.8%)
第八位:プジョー(1万626台/107.5%)
第九位:ポルシェ(7192台/100.4%)
第十位:ルノー(6803台/93.8%)
※( )内のパーセンテージは対前年比