朝日ラバーは、切り紙構造とゴムを複合することにより低応力で伸長し、耐久性と抵抗値特性に優れた新しい伸縮配線を開発した。ゴムの復元力と立体的な構造により、さまざまな配線として活用が可能。
標準品仕様
サイズ 110 mm × 20 mm
厚さ 0.5 mm以下
配線数 4 line
抵抗値 3~4 Ω / line
接続コネクタ(FPC) 厚み:0.3 mm、 6 ピン、 0.5 mmピッチ
永久変形率(50%伸縮) 100万回:0 %
伸縮耐久性試験(80%伸縮) 100万回:抵抗値変化なし
伸縮耐久性試験(100%伸縮) 70万回:抵抗値10%変化
新しい伸縮配線は生体センシングの分野での活用が見込まれる。一例として、早稲田大学と北里大学との共同研究で発表された、新しいウェアラブル筋電計測デバイスの一部に用いられた。様々なスポーツにおける計測に活用されるほか、ウェアラブルデバイスやロボット、介護などの配線として幅広い分野での活用が見込まれる。