移動オービスの台頭、あるいは交通取締系アプリ等の普及などにより、すっかり影が薄くなってしまった感のある、固定式オービス。撤去の嵐もさることながら、新設もごくわずかと、まさにオワコンの様相を呈している。が、未だに全国の500カ所以上で稼働している上に、中には、まるでドライバーの裏をかくような危険度の高いオービスが、あちこちに点在しているというのも事実。そこで、その内、特に危険度の高いポイントを紹介していこう!
「事前警告板」を見落とすと大変!
LHシステムの直前に、まるで目隠しをするように設置された電光案内板。遠くから見ると、肝心のLHが目に入らないことがあるので注意! トラックなど、視点の高い車両は特に注意!
高架下の陰に身を隠して、きっちり2車線を狙っている首都高専用のLS型オービス。昼間ならまだしも、夜間は突然の出現に驚いて急ブレーキを踏み、最悪、前方の橋柱に激突!なんてリスクもあると思うのだが、警視庁さん、大丈夫?
固定式オービスは、通常、進行方向左か、真上、あるいは中央分離帯から走行車を狙うのがフツーだが、ここはなんと、対向車線側から、走行車を捕捉している。遠くからだと「反対車線用」に見えてしまうから、つい気も緩みがち。直前でドキッとすること請け合いだ。
首都高5号を埼玉県側から荒川を渡り、かなり急なカーブを回っていると突然、現れるLS型オービス。当然、ハンドルを切っているわけだから、慌てて急ブレーキを踏むと最悪、クルマはどこへ飛んでくかわかりません。ここもだいじょうぶ? 警視庁さん!
わずか4kmの間にオービスが4つずつ。しかも上下線ともにとくれば、まさに息つく暇がないドキドキ区間だ。可能性は低いが、4機全部に写真撮られたら一体、どうなることやら。連続した違反は点数の高い方の違反に対して切符を切られることになっているが、ここは、2機ずつ離れて連続しているだけに、成り行きが心配です。
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