ホンダは東京モーターショーのプレスカンファレンスにて、八郷社長の手により新型フィットをワールドプレミア。ジャパンプレミアとなるHonda eと共に、「生活の可能性を拡がり」というホンダの新たな提案を示した。
ホームページで先行公開されていた新型フィットがついにワールドプレミア! 新たなコンパクトカーのスタンダードを作り上げることをテーマに開発された新型フィットのキーワードは、「日常生活に寄り添う4つの心地良さ」。心地よい視界、座り心地、乗り心地、使い心地において数値では表せない感性価値を追求して具現化した。また、ライフスタイルにあわせた5つのスタイルが展開されることにも注目。中には先だってマイナーチェンジされたフリードにも採用されたクロスオーバースタイルのCROSSTARの設定もある。
パワーユニットには新たに「e:HEV」と名付けられた2モーターのハイブリッドシステムをホンダの小型車で初採用。これにより、ホンダは2030年にグローバルで四輪販売台数の2/3を電動化する取り組みにさらに加速していくことになる。
安全面ではホンダセンシングの最新機能を搭載すると共に、車載通信モジュールHondaCONNECTを活用した新しいサービスを開始。これからのホンダのスタンダードが込められた。
また、会場ではジャパンプレミアとなるHonda eも展示。2020年の日本発売が明言されているコンパクトEVは、10年先の車の姿を描いて具現化したもの。新型フィットと合わせ、ホンダ車の未来の姿が垣間見られるのだ。