10月18日、ホンダはマイナーチェンジを受けた「フリード/フリード+」を発売した。税込車両価格は199万7600円〜304万400円だ。
親しみやすさはそのままに、より洗練されたデザインに
今回のマイナーチェンジでは、フリードらしい「親しみやすさ」はそのままに、より洗練されたデザインへと進化。また、先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」を全タイプに標準装備とし、新たに後方誤発進抑制機能を追加。またクロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長の新グレード「CROSSTAR(クロスター)」を追加するなど、さまざまな領域で商品の魅力をより一層高めている。
新型で新たに設定された「クロスター」は、エクステリアに遊び心と力強さを表現。専用のフロントグリルや前後バンパー、LEDフォグライト、ルーフレール、アルミホイールを採用したほか、専用色のドアハンドルやドアミラーを装着し、アウトドアシーンにも映えるクロスオーバースタイルに仕上げられている。
インテリアでは、クロスター専用のプライウッド調パネルに加えて、専用コンビシートは汚れの目立ちにくいデジタル柄を採用し、アウトドアの非日常感が表現された。なおフリードのクロスターは全車6人乗りとなる(フリード+のクロスターは5人乗り)。
一方、ノーマルグレードのフリードのエクステリアは、フロントのフードやグリル、ロワグリルのデザインを一新。親しみやすさはそのままに、精悍で落ち着きあるシンプルなスタイルとなった。また、アルミホイールのブラック部分はダークグレーに変更され、より洗練されたデザインとしている。
インテリアは、従来から好評を得ている木目調パネルに、より落ち着きのあるウォールナットのデザインを新たに採用。シート表皮も刷新され、一層心地よく、くつろぎに満ちた空間が演出されている。
そのほか新型では、下り坂でシフトレバーを操作することなく、ある一定のブレーキだけでエンジンブレーキを併用したスムーズな原則が行えるステップダウンシフト制御を、ホンダのミニバンとして初めて採用。これにより、走行状況に応じたダウンシフト制御を行うとともに、エンジンの回転数を適切に保ち、なめらかな走りを可能としている。
●新型「ホンダ・フリード/フリード+」モデルラインナップ
[フリード]
・Bホンダセンシング(FF):199万7600円(6人乗り)
・Gホンダセンシング(FF):216万400円(6人乗り)/218万2400円(7人乗り)
・Gホンダセンシング(4WD):239万6900円(6人乗り)/241万8900円(7人乗り)
・クロスター・ホンダセンシング(FF):238万400円(6人乗り)
・クロスター・ホンダセンシング(4WD):261万6900円(6人乗り)
・ハイブリッドGホンダセンシング(FF):256万1900円(6人乗り)/258万3900円(7人乗り)
・ハイブリッドGホンダセンシング(4WD):279万8400円(6人乗り)
・ハイブリッド・クロスター・ホンダセンシング(FF):278万1900円(6人乗り)
・ハイブリッド・クロスター・ホンダセンシング(4WD):301万8400円(6人乗り)
[フリード+]※全車5人乗り
・Gホンダセンシング:218万2400円(FF)/241万8900円(4WD)
・クロスター・ホンダセンシング:240万2400円(FF)/263万8900円(4WD)
・ハイブリッドGホンダセンシング:258万3900円(FF)/282万400円(4WD)
・ハイブリッド・クロスター・ホンダセンシング:280万3900円(FF)/304万400円(4WD)
※車両価格は消費税10%込み