・月間販売台数 8562台(19年1月〜6月平均値)
・現行型発表 17年2月(「FA」/5速MT車追加 17年8月)
・JC08モード燃費 33.4 ㎞/ℓ ※「ハイブリッドX」「ハイブリッドFZ」「ハイブリッドFX」のFF車。
REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
MODEL●住吉史衣(SUMIYOSHI Fumie)
※本記事は2019年9月発売の「2019-2020年 軽自動車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■ハイブリッドFZ
全長×全幅×全高(㎜) 3395×1475×1650
室内長×室内幅×室内高(㎜) 2450×1355×1265
ホイールベース(㎜) 2460
トレッド(㎜) 前/後 1295/1300
車両重量(㎏) 790
エンジン種類 直列3気筒DOHC+モーター
総排気量(㏄) 658
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm) 38[52]/6500
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 60[6.1]/4000
モーター最高出力(kW[㎰]/r pm) 2. 3[3. 1]/1000
モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 50[5.1]/100
燃料タンク容量(ℓ) 27(レギュラー)
トランスミッション形式 CVT
駆動方式 FF
タイヤ・サイズ 155/65R14
最小回転半径(m) 4.4
JC08モード燃費(㎞/ℓ) 33.4
車両本体価格 135万円
乗降性
ドア開口部が広く、ルーフラインも高い位置にあるため、自然な姿勢で乗り降りできる。前後ドアには中間二段ストッパーが備わり、左右にクルマが駐車しているような状況でもドアが途中で止まるため乗り降りしやすい。
先進安全装備
撮影車両データ
ボディカラー:ブリスクブルーメタリック
オプション装備:全方位モニター付きメモリーナビゲーション(14万400円)/フロアマット(2万142円)/ETC(2万1816円)
ボディカラー
インパネ
前席
フルファブリックシートを全車に標準装備。CVT車の場合は前席にベンチタイプのシートを備える。見晴らしが良く、開放感も抜群だが、運転席シートリフターが装備されないグレードもあるので要確認だ。
後席
後席のスライド機構を使うと、膝前のクリアランスは実測約160〜330㎜の間隔で変化する。左右分割のリクライニングも備わるため快適な姿勢を取りやすく、頭上のスペースにもゆとりがある。
ラゲッジスペース
後席は左右分割式のワンタッチダブルフォールディングを採用。レバーを引っ張って背もたれを前に倒すだけの簡単操作でフラットな拡大フロアを実現できる。シートを前方にスライドさせた状態でも背もたれを倒すことが可能で、その場合はフロアの面積を最大化することができる。
うれしい装備
シートアレンジ
左の写真は後席を倒してラゲッジルームを最大化した状態。斜めにすれば自転車を積むことも可能だ。そして、右の写真のように助手席の背もたれ前倒し機能も併用すれば、カーペットのような長尺物も積載することができる。
専用加飾を施した25周年記念車
バイヤーズガイド
標準車かスティングレーかは「顔」の好みだが、選ぶべきはターボを含むマイルドハイブリッド車。そして室内の広さ感ならベージュ系インテリアの標準車、精悍かつ高級感ある室内空間を望むならブラック系のスティングレーだ。もちろん、先進安全支援装備のセーフティパッケージ付きをマストと考えたい。