7月22日、アウディジャパンは7月18〜19日にドイツ・ヴィースバーデンで開催された「第15回アウディ・ツインカップ・ワールドチャンピオンシップ」において、日本代表チームがツイン(総合)部門で初めて優勝し、過去最高の成績をおさめたことを発表した。
日本のアウディ販売店のサービス技術の高さを世界にアピール
「アウディ・ツインカップ」は、アウディ正規ディーラーのサービス品質向上を目的とした技能コンテストで、現在全国に126店舗あるアウディ正規ディーラーのすべてのテクニシャンおよびサービスアドバイザーを対象に実施するもの。
テクノロジーとサービスのふたつの部門とツイン(総合)部門で競われ、ツインカップという名称もそれに由来、全世界で毎年開催している。各国の優勝チームは、その国の代表としてワールドチャンピオンシップに出場し、アウディ サービス世界一の座を競う。今年は29カ国、57チームが参加した。
今年3月に開催された日本大会では、予選を勝ち抜いたテクノロジー部門23名、サービス部門13名が出場。両部門のそれぞれ上位3名、計6名が、日本代表チームとして、このたび開催された「第15回 アウディ・ツインカップ・ワールドチャンピオンシップ」に出場した。
今回、アウディ ジャパンは初のツインカップ獲得を目指し、昨年までテクノロジー部門はひとつの販売店に所属する3名で編成するチーム別の対抗戦だったものを個人戦に変更し、異なる販売店に所属する上位3名を日本代表に選出する形を取った。
また、テクノロジー、サービスともに日本大会に出される課題の量を増やし、より広範かつ高度な技能を有する選手が確実に上位に入るように競技を変更。そのうえで、世界大会出場者に対しては、4回のべ15日間に渡る強化合宿で技能とチームワークを磨き、世界大会のシミュレーションを徹底的に実施して万全の準備を整え、さらにテクノロジーチームの3名は2日間の特別講習を追加で実施した。
今回のツインカップ受賞により、日本のアウディ販売店のサービス技術の高さを世界にアピール。日本代表チームは、過去の世界大会でサービス部門、テクノロジー部門の各部門において個別優勝を挙げている。今回、ツイン部門での念願の初優勝となった。
●「第15回 アウディ・ツインカップ・ワールドチャンピオンシップ」入賞国
ツイン(総合)部門
1位 日本
2位 インド
3位 オーストラリア
サービス部門
1位 ドイツ
2位 ロシア
3位 イギリス
テクノロジー部門
1位 トルコ
2位 フィンランド
3位 カナダ
日本代表チームメンバー(敬称略)
サービス部門
Audi京都南 中山 宏起
Audi川越 中島 稔
Audi足立 城山 裕明
テクノロジー部門
Audi芝浦 齊藤 勇
Audi大阪中央 栗本 健太
Audi徳島 山田 敬太