ビー・エム・ダブリューは6月24日、フェイスリフトを受けた新型7シリーズを日本で発売した。税込車両価格は1090〜2523万円だ。
従来型比40%拡大した新デザインのキドニーグリルを装着
新型7シリーズには従来型から約40%大型化したキドニーグリルを採用するなど、ラグジュアリー性と存在感を一層高めているのが特徴だ。外観ではそのほか、キドニーグリルと連結するようにヘッドライトを装備することで、より存在感あるデザインに生まれ変わった。リヤデザインは、細く水平に配置されたリヤランプと、その上に装備された水平直線状のクローム加飾ガーニッシュにより、優雅な印象を際立たせた。サイドからは、厚みを増したボンネットと、ボディ下部に装備されている水平に伸びるクローム加飾が、洗練された高級感を演出している。
インテリアでは新しく12.3インチのディスプレイを備えた最新のフルデジタルメーターパネルが目新しい。AI技術を活用したBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントも搭載され、より自然な音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるなど、高い機能性を備えている。
パワートレインの面では、プラグインハイブリッドモデルの「745e」および「745Le xDrive」に286psと450Nmを発揮する3.0L直列6気筒ターボエンジンを採用。さらに「745Le xDrive」にはインテリジェント四輪駆動システムの「xDrive」と組み合わされることによってパワフルかつ安定した走りと、より優れた環境性能を実現している。
一方、「750i xDrive/750Li xDrive」には530psと750Nmを発揮する4.4LV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。このエンジンスペックは従来型より60kW(約80ps)と100Nm上乗せとなるものだ。
新型7シリーズにはまた、高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援システム」や、35km/h以下での走行時に直近の50m軌跡を記憶し、通った道を自動で後退可能な「リバース・アシスト」を含む、最新の運転支援システムを搭載。さらに、トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)機能が搭載され、走行中にドライバーに対して制限速度を通知し、安全な走行をサポートする。
そのほか、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントやBMWコネクテッド・ドライブが装備され、快適性や利便性も高められている。
●新型「BMW7シリーズ」国内モデルラインアップ
[標準ホイールベース仕様]
・740iスタンダード:1090万円
・740iラグジュアリー:1158万円
・740i Mスポーツ:1285万円
・740d xDriveラグジュアリー:1203万円
・740d xDrive Mスポーツ:1330万円
・745eラグジュアリー:1198万円
・745e Mスポーツ:1321万円
・750i xDriveラグジュアリー:1560万円
・750i xDrive Mスポーツ:1674万円
[ロングホイールベース仕様]
・740Liエクセレンス:1490万円
・740Li Mスポーツ:1490万円
・740Ld xDriveエクセレンス:1535万円
・740Ld xDrive Mスポーツ:1535万円
・745Le xDriveエクセレンス:1550万円
・745Le xDrive Mスポーツ:1550万円
・750Li xDriveエクセレンス:1828万円
・750Li xDrive Mスポーツ:1828万円
・M760Li xDrive:2523万円
・M760Li xDrive V12エクセレンス:2523万円
※車両価格は消費税8%込み