6月19日、アストンマーティンは「AM-RB 003」のコードネームで呼ばれていた次世代ミッドシップハイパーカーの名称が「Valhalla(ヴァルハラ)」に決定したことを報じた。
V6ターボをミッドシップマウントするハイブリッドモデル
これまで「AM-RB 003」と呼ばれていたこのモデルは、3月に開催されたジュネーブ・モーターショーで初披露。マクラーレンP1などに対抗すべく、パートナーシップを結んでいるレッドブル・アドバンスドテクンロジーズとエイドリアン・ニューウェイとのコラボレーションによって開発され、500台が限定生産される。ちなみに、カスタマーへは2021年の後半にデリバリーがはじまる見通しだ。
ヴァルハラというネーミングは、ヴァルキリーと同様に古代の北欧神話が由来となっており、「戦士の楽園」を意味している。ちなみにアストンマーティンでは車名の頭文字に「V」を用いることが伝統となっており、それは1951年に誕生したDB2の高性能モデル「ヴァンテージ」がはじまりだ。
ヴァルハラにはヴァルキリーで用いられた軽量構造と最新のエアロダイナミクス技術を導入。パワーユニットは高効率・高出力のV型6気筒ターボエンジンに電動技術を組み合わせるハイブリッドとなる。