市販のボアアップキット等を使って、50cc(原付1種)を110ccや125ccに排気量を変更した場合、住民票のある市区町村の役所や役場に行って、「2種登録」する必要あり。原付1種の50ccモンキーを、原付2種に登録変更したリアルな体験をレポートします!
PHOTO/REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)
市区町村が管轄する「原付」のナンバープレートの種類とは?
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50ccのモンキーを110ccにボアアップ。公道走行のため、市役所へ“2種登録”に行ってきました!
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市販のボアアップを使い、50ccのモンキーを110ccに排気量を上げてみたところ…。大幅にパワーアップして、走りは激変! たとえば50ccのノーマルモンキーがママチャリだとしたら、110ccは本格派ロードバイクのよう。たった60ccの違いですが、動力性能には、驚くほどの差があります。
50ccである原付1種の排気量をアップして公道を走るには、必ず原付2種に登録変更する必要があります。なお、125cc以下のバイク(原付1種と原付2種)を管轄しているのは、各市区町村。
今回は、モンキーを登録してある某市役所に出向き、原付の2種登録を行いました。
市役所の「市民税課 諸税係」で登録。手続きは、わずか15分で完了!
注:原付2種の運転には、普通自動二輪(小型限定)以上の免許が必要です。
原付2種の登録変更後に行うこととは?
原付2種の目印にもなる「原付2種ステッカー」とは?
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≪原付1種の2種登録は、ココに注意!≫
一部の市区町村によっては、原付1種の2種登録変更が「違法改造」と見なされ、申請に時間がかかる。もしくは認めていないところもある模様。2種登録したい人は、「自分の50ccを登録している自治体は大丈夫か?」を事前に確認しておくことが大事です。