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レクサスはグローバルで高い人気を誇るRXのマイナーチェンジを予告。スタイリングやメカニズムの変更内容を公開した。日本では今年8月下旬に販売される予定だ。
1988年の初代デビュー以来、レクサスRXは都会的なラグジュアリーSUVの先駆者として市場をリードしてきたモデル。今回のマイナーチェンジでエクステリアはより勢いのある印象を与えるようになった。
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フロントバンパーからドアサイドに連なるキャラクターラインに連続性を持たせることで、サイドビューがより躍動的な印象に。スピンドルグリルのL字モチーフのブロックメッシュパターンや、より小型化されたヘッドランプユニットなどで、顔つきもいっそう精悍になっている。
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リヤビューはバンパーサイドから下側に繋がるラインと、ピラー下端のウィンドウグラフィックを車両後方へ抜ける造形に変更し、エレガントなイメージを付加。バンパー下端のマフラーやアンダーガードなどの部品を水平基調の意匠としてワイド感を強調。
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ヘッドライトには世界初のブレードスキャン式AHS(アクティブ・ハイビーム・システム)を新設定。光源であるLEDからの光を高速回転するブレードミラーに照射し、ミラーに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らす。残像効果により光は動いているように見えないが、ブレードミラーの回転に同期させLEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯し、配光をより細かく制御できるのが特長。従来のAHSより細かい遮光が可能で、ハイビーム照射範囲が拡大でき対向車や先行車を眩惑することなく歩行者や標識をより早く認識できる。
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インテリアは、ナビのタッチディスプレイ化やUSBソケットの増設、スマートフォン収納箇所の追加、さらにタッチパッド式リモートタッチへの変更など、高い利便性を実現した。
3列シート車の3列目シートは2種類のシートポジションを設定できるように変更。足元空間を広げたポジションと、荷室容量を重視したポジションを選択可能となっている。さらに3列シート車の2列目シートにキャプテンシートを新たに設定。ゆったりとした快適な室内空間を提供する。
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メカニズム面では、ボディのスポット溶接の打点を増やすとともに、構造用接着剤の接着長も拡大しボディ剛性を向上。サスペンションはハブベアリングの剛性を高めることで車両の応答性を向上させた。またスタビライザーバーの剛性を上げアンダーステアの軽減とロールの低減を図っている。またコーナリング中、アクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシスト(ACA)の採用や、電動パワーステアリングのチューニングなどにも徹底的な改良実施。
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ダンパーにはフリクション・コントロール・デバイスを追加して路面からの微小な入力による高周波振動を低減。これによりフラットな乗り味と操舵時の応答性向上を実現している。
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このように、デザインや使い勝手、安全装備やハンドリングなど新しいレクサスRXは各部に手が入れられている。競争がますます激しくなるラグジュアリーSUVのカテゴリーでも、大きな注目を集めることは間違いないだろう。