日本においても欧州においてもプジョーの牽引役として好調なセールスを記録しているSUV、「3008」と「5008」に、最新のガソリンエンジンと電子制御8速ATが採用され、3008 Allure、3008 GT Line、5008 Allureとしてラインナップされた。これで3008と5008はすべてのグレードが8速AT化されたことになる。
レスポンスの向上とスムーズな吹け上がりを実現
今回、新たに3008と5008に搭載されたエンジンは、1.6Lの PureTechガソリンエンジンを改良して欧州新排ガス規制の「Euro6.2」に対応したものだ。
ガソリン微粒子フィルターの採用による排出ガスのクリーン化、フリクションの低減、電子制御ウエストゲートバルブの採用により、さらなる高効率化とハイレスポンス、スムーズな吹け上がりを実現したという。
また、新採用の電子制御8速オートマチックEAT8は、日本のアイシン・エィ・ダブリュと共同開発のもので、 3つのドライブモードが用意される。
エコモード時は新しく搭載されたフリーホイール機能(いわゆるコースティング)で、走行条件が合えば、アクセルオフ時にクラッチを切り燃費改善を果たします。
【各モードの特長】
エコモード:エアコンの最適化、フリーホイール機能により燃費走行に貢献
通常モード:シフトタイミング、ドライバビリティの最適化
スポーツモード:シフトプログラムの変更、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更