ディーラーやカー用品店のピット、整備工場、鈑金塗装工場などで使われるクルマの整備・修理用ツール・機器類の展示会「第36回オートサービスショー2019」(主催:日本自動車機械工具協会)が5月16~18日の3日間、東京ビッグサイト・青海展示棟で開催。そのなかから、ユーザーがクルマの整備・修理を受ける際に役立つ整備機器をピックアップする。
PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)
大人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズは、スーパーGTに「エヴァンゲリオンレーシング」として参戦したり、芦ノ湖スカイラインにオープニング曲「残酷な天使のテーゼ」のメロディペーブを設けるなど、過去にも自動車業界とのコラボレーションは少なくない。
そして、かつて日産スカイラインGT-RでN1耐久レースに参戦していたことで知られる大手機械工具商社・アルティアは、自動車整備業界では初となるコラボレーションとして、劇中に登場する「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」(EVA)をモチーフとした二柱リフトを5月13日に発表。オートサービスショーの会場で実機を初公開した。
ベースとなったのは、アルティアが販売する二柱リフト「スカイマックス3」。通常の二柱リフトと門形二柱リフトの双方に、主人公の碇シンジが操縦する「EVA初号機」と、ヒロインの一人である惣流・アスカ・ラングレーが操縦する「EVA弐号機」をイメージしたカラーリングを設定する。
このほか、劇中の「特務機関NERV」をイメージしたブラックに黄文字のローラーキャビネットやカーペット、ヘルメットのほか、初号機カラーのグローブや安全靴なども参考出品。若者の車離れとメカニックの人手不足が叫ばれて久しいなか、「A.T.FIELD」で統一された整備工場が現れたら、エヴァファンのクルマ好きのみならずメカニックも集まること間違いなし!?