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〈ホンダ・ヴェゼル〉現代のスペシャルティカーらしい高い完成度【ひと目でわかる最新SUVの魅力】


月間登録台数:4855台(18年9月~19年2月平均値)


現行型発表:13年12月(グレード追加 19年1月)


JC08モード燃費:27.0km/ℓ ※「HYBRID・Honda SENSING」のFF車




レポート●工藤貴宏(KUDO Takahiro)


フォト●平野 陽(HIRANO Akio)


モデル●住吉史衣(SUMIYOSHI Fumie)

全幅1790㎜ 全高1605㎜ ミラー・トゥ・ミラー2025㎜
開口高620㎜


全長4340㎜ 最小回転半径5.3~5.5m

■主要諸元 TOURING・Honda SENSING


全長×全幅×全高(㎜):4340×1790×1605


室内長×室内幅×室内高(㎜):1930×1485×1265


ホイールベース(㎜):2610


トレッド(㎜) 前/後:1535/1540


最低地上高(㎜):170


車両重量(㎏):1360


エンジン種類:直列4気筒DOHCターボ


総排気量(㏄):1496


最高出力(kW[㎰]/rpm):127[172]/5500


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):220[22.4]/1700-5500


燃料タンク容量(ℓ):50(レギュラー)


トランスミッション形式:CVT


駆動方式:FF


タイヤ・サイズ:225/50R18


最小回転半径(m):5.5


JC08モード燃費(㎞/ℓ):17. 6


車両本体価格:290万3040円

乗降性

前席:助手席シート高650㎜ ステップ高420㎜
後席:シート高650㎜ ステップ高430㎜


乗降性はホンダ車トップ水準。その理由は地面に対する高さが丁度良い着座位置で、大人がシートに腰を下ろしたり、車両の横へ立ち上がる際の動きが楽なのだ。サイドステップの張り出しが少ないのも美点のひとつ。

左右2本出しのエキゾーストパイプがリヤスタイルにおけるターボエンジン搭載車「TOURING」の証。車体下部の部品は「RS」と同形状だが、ブラックの「RS」に対し「TOURING」はグレーメタリックで差別化している。

先進安全装備

珍しい機能は「歩行者事故低減ステアリング」。約10〜40㎞/hで走行中に車線を外れて路側帯の歩行者との接触が予測されると、音と表示で警告。さらに接触の可能性が高まるとステアリングも制御して回避操作を支援する。

ボディカラー

インパネ

上質感の高い仕立てがライバルに対する大きな強み。ステッチ入りのソフトパッドを広範囲に張ったダッシュボードの光沢ブラック仕上げのパネルを組み合わせ、クラスを超えた質感がユーザーの満足度を高めてくれる。エアコン操作部分はタッチスイッチ式で、1枚のパネルだから見た目もスッキリで先進的な印象だ。

居住性

後席:座った瞬間に実感するのが、足元のゆったり感。コンパクトSUVクラスでは最も広く、その圧倒的な居住性の高さは大きな魅力である。左右独立のリクライニング機構やセンターアームレストも標準装備だ。
前席:着座位置は「セダンより約100㎜高い視界」を狙って基準を設定。見晴らしの良さと腰高感のない運転感覚をバランス良く両立している。シートの上下調整量も大きく、下げるとセダンに近いポジションとなる。


ラゲッジルーム

通常時:奥行き790㎜

後席格納時:奥行き1730㎜ 幅1000㎜ 高さ830㎜

後席背もたれを立てた状態でも、423ℓという大容量が自慢だ。ライバル中最大の広さを誇り、単に奥行きがあるだけでなく床が低いことにも驚く。後席格納時は背もたれを前に倒す操作だけで全体が低く沈み込み、床はフラット。そして床が低いから天地高にも余裕がある。

うれしい装備

独自機能のひとつが、背もたれを倒すだけで低く沈み込む後席。低い床面をつくり出せるのは見事だし、座面を跳ね上げて後席を荷室としても使える。

センターコンソールの下が空洞になっていて、小物を置けるトレーを用意。コンパクトカメラなども気がねなく置ける容量を確保。

任意のシフトアップ/ダウン(ガソリン車はCVT変速を区切ってのマニュアル操作)ができるパドルシフトを「G」と「X」を除き標準装備。

「ECON」と書かれた緑のボタンを押すと、パワートレーンやエアコンの制御が省燃費モードとなりガソリンの使用量を節約できる。

追従型のクルーズコントロールを全車に標準装備。ただし、下限速度は30㎞/hで渋滞中などでは利用できないのがなんとも惜しい。

カーナビはオプションで用意。販売店装着品も含めてすべてのナビに通信端末が標準装備で、高度なルート案内も可能。

パーキングブレーキは電動式。信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止状態を保持する機能も組み込む。

後席センターアームレストも全車に採用。小さいタイプながら、移動中に腕を置けば後席での移動がより快適になる。

ターボエンジンは高出力型

自然吸気エンジン、ターボエンジン、そしてハイブリッドと3つのパワートレーンが選べるヴェゼル。ホットトピックはターボエンジンの追加だが、同様にターボエンジンを用意するC-HRとは異なり小排気量のダウンサイジング型ではなく高出力型のエンジンだから走りが力強い。

コーナリングの安定感を追求

「TOURING」グレードには、カーブでの車速や操舵量などから車両の動きを予測し四輪のブレーキを独立制御し、挙動をコントロールするアジャイルハンドリングアシストが初採用されている。安定した走りの実現にひと役買う。

バイヤーズガイド

RS・Honda SENSING

HYBRID X・Honda SENSING

HYBRID Z・Honda SENSING

どのモデルもそれぞれに魅力があるが、やはり一度「TOURING」に乗ってしまうと他が霞んで見えてくる。最近のホンダ車は走りの実力が高まってきているが、ひと世代前のプラットフォームでもここまでできるとは驚き。動きの質の善し悪しにこだわる人には是非ともお薦めしたい。必須のHonda SENSINGは全車標準装備となっている。

ガソリン自然吸気、ガソリンターボ、そしてハイブリッドとそれぞれグレード系統が異なる。「RS」は専用の外装やサスペンションを組み合わせたスポーツ仕様。「TOURING」は走行性能だけでなく静粛性も高めたプレミアムグレードとなる。


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