4月16日にプレスデーが開幕した上海モーターショー2019にて、ルノーのAセグメントEV「K-ZE」がベールを脱いだ。中国国内のインフラに合わせた充電形式を採用するなど、いまのところ中国専用モデルとのアナウンスだが……。
SUVテイストあふれるエクステリアも魅力
ルノーが上海モーターショーに持ち込んだのは、同社初のAセグメントEVとなる「K-ZE」だ。
220Vという中国独自のインフラに合わせた充電方式を採用し、フル充電までは4時間、急速充電では80%まで50分ほどで達するという。
今のところ中国向けモデルとのアナウンスにとどまっているが、気になるのはそのスタイリッシュなエクステリアだ。SUVテイストあふれるデザインは、欧州や南米、そして我が国でも人気を集めそうで、ホイールベースが2423mm(全長は未公表)というコンパクトさながら150mmの最低地上高を確保しており、さらにはEVながら300Lのラゲッジスペースを備えているのも魅力だ。
ルノーは2022年までに9車種の中国専用モデルを投入する予定で、そのほとんどがSUVとなり、そのうち3車種がEVになる模様だ。