パナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダCN-F1XVD」の実力を普段のドライブを通してお伝えする連載。今回は安心運転サポート編をお届けしよう。
REPORT&PHOTO●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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パナソニック ストラーダ CN-F1XVD……オープン価格
ストラーダCN-F1XVDは業界でもトップレベルの高機能を誇る一台。まさに何でもアリというほど様々な機能を持つが、その中でも注目したいのが「安全・安心運転サポート」だ。
前回は逆走警告について、前々回はゾーン30対応について紹介を行ったが、今回はそれらよりも利用する機会が多い「安心運転サポート」についてお話しよう。
安心運転サポートはドライバーが運転に注意すべきポイントをナビが知らせてくれる機能で、うっかりが原因の違反や事故を未然に防ぐ効果が期待できる。対象エリアは1823市町村で日本のほぼ全域で利用可能だ。
さまざまなポイントを知らせてくれるが、なかでも多く現れるのが「制限速度表示」。制限速度が切り替わる場所に差し掛かると画面に速度を示す表示が現れ、速度をオーバーにして走行を続けると「速度超過です」という音声による警告を発する。スピードをつい出しすぎてしまう人には重宝する機能だろう。もちろん一般道路、高速道路のどちらでも作動する。
また、事故が発生しやすい箇所では「急カーブ案内」や「事故多発地点案内」、「合流案内」、「踏切案内」などを行う。こちらもポップアップ表示とともに音声が発せられる。
「一時停止案内」も搭載され、一時停止箇所の手前では「止まれ」の標識とともに一時停止線までの距離を10m単位で表示。さらに「一時停止です」という音声も発するので標識を見落としてしまう心配がない。このほか「ライト点灯案内」や「指定方向外禁止案内」などの機能を搭載する。
安心運転サポート機能についてはストラーダチューン内の「ガイダンス」の項目からON/OFF設定やレベル設定が可能。画面に表示される標識アイコンのサイズも大/小の選択ができ、ユーザーの好みに合ったカスタマイズに対応する。