長野県でHシステムが壊滅したと思ったら、三重県でも四日市市内の国道23号線に設置されていた2機のHが完全撤去され、県内に残るHは同じ23号線の2カ所のみとなった。全滅はまさに時間の問題だ!
ポール&アーチ流用による新旧交代の可能性もあり!
☆撤去オービスDATA
1.
場所:三重県四日市市大脇町
道路:国道23号線
方向:南行き
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:50km/h
2.
☆撤去オービスDATA
場所:三重県四日市市馳出
道路:国道23号線
方向:北行き
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:50km/h
三重県といえば、一時は県内に20機を超える固定式オービスを擁していた「オービス王国」のひとつ。特に、その半数近くが工業地帯を貫く国道23号線に設置され、ここを走るドライバーにとっては、まさに息をつく暇がないと言われていたものだ。
が、この2月から3月にかけて、四日市市内の2機のHシステムが、相次いで姿を消した。国道23号線に設置されている4機の旧型ループコイル式に先立って撤去されたということは、いよいよメーカーの撤退によるメンテナンスの期限切れが、さし迫ってきたということなのだろう。
ただし、写真を見ればわかるように、どちらもポール&アーチが残っている。先日、長野県の国道19号線、木曽エリアのHシステムが3機、撤去されたことを報告したが、あちらはいずれも跡形もなく撤去されていたことを考えれば、こっちはアーチを流用して新規オービスを設置するのでは? とかんぐりたくなる。19号線(木曽エリア)に比べて23号線の交通量の多さはレベルが違うだけに、可能性は無限に膨らむというものだ。
23号線にはまだ、津市河芸町(南行き)と松坂市松崎浦町(南行き)にHシステムが設置されているが、この2機も、近いうちに撤去されるだろう。果たして新規オービスとの代替えにより新しい布陣が敷かれるのか、今後も目が離せません。