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中央道の自動速度取締機撤去ポイントに、レーダー探知機が効かないLHシステムが復活!【交通取締情報】


昨年冬、撤去された中央自動車道229.3KPの2連H。が、この2月、同じポイントに早くもLHシステムが新設された。が、ここもまた、長野道や新東名の新設LHと同様、撮影端末が1機のみ。これも警察の固定オービスによる速度取締の見直し策の一環なのだろうか?

検挙率アップよりもスピード抑制効果重視!?

☆新設オービスDATA


場所:長野県


道路:中央自動車道


キロポスト:229.3KP


機種:LHシステム


速度計測方法:ループコイル式


制限速度:80km/h
撤去されたHシステムは2車線ネライ。

事前警告板は、2kmと1km手前に1枚ずつの計2枚。

 2016年あたりから、警察が本気で見直しを始めたきっかけは、固定式オービスによる速度違反検挙率が、全検挙数のわずか3%にまで下がったことも、その大きな要因の一つ。確かに速度抑制効果は大きいが、一機3,000万円と言われるコストを考えれば、あまりにもコスパが悪すぎる。そこで、従来の耐用限界を超えたレーダー式やループコイル式等の旧型を撤去し、同じ場所、あるいは近くにLHや新L型などの新型を設置するという定番の世代交代スキームから、取締効率の悪いポイントは撤去のみとし、新たに事故多発地点など、設置効果の高そうなポイントを選定し、そこにコスパを重視しながら新型を設置するという方針の転換を図ったのではないか?(元々、非反則行為/赤切符による罰金は、警察の管轄外である国庫に納められるというのも影響しているかも) 事実、この2年間に新設された固定式オービスの多くは、いずれも複数車線に対してユニット1機による一車線ネライとなっているのだ。




 そして、ここ、この2月にHシステムの代替えとして、中央道229.3KPに新設されたLHシステムも、路肩側から、1車線のみを捕捉している。そのユニットの位置から、走行車線を狙っているように見えるが、現時点では、ネライは追い越し車線のみ。もちろん、向きを調整すれば走行車線も狙えるが、今のところ撮影ポイントを示す白線は引かれていない。たぶん、長野道、塩尻IC先の新設LH同様、走行車線にはループコイルが埋設されていないのだろう。これもコスパ重視の一環なのか?




 ちなみに、反対車線側に見える229.4KPの新L型は、1機で2車線を狙える新型だから、上りも注意! 制限速度80km/hをくれぐれも忘れずに!

最新オービス情報&種類解説は、こちら!⇑


なぜか1車線ネライの長野道のLHは、こちら!

中央道のオービスは




すべてレーダー探知機不能に!

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