ソフトバンクとトヨタの共同出資会社であるMONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)は、自動運転社会を見据えて次世代モビリティサービスに関する業務連携協定を豊田市と締結した。
MONETのプラットフォームを活用しオンデマンドバス「おばら桜バス」を運行する実証実験は、今年2月27日から開始されている。豊田市小原地区に住む一部の人にバスの乗客として参加してもらい、MONETのプラットフォームを活用したオンデマンドバスの運用方法や利便性を検証する。
「おばら桜バス」はプリウスαをベースとした車両。乗降するバス停や日時、乗員数を指定し利用できるもので、これまでは電話のみで予約を受け付けていたが、MONETプラットフォーム導入で電話に加えてスマートフォンから専用アプリで手軽に予約できるようになる。
今回の連携は①次世代モビリティサービスの実装に向けた実証実験の実施、②地域の発展に貢献する、次世代モビリティサービスの高度化の検討、③その他、前条の目的を達成するための事業、以上3項目が発表されている。