iOS向けカーナビアプリ「カーナビタイム」にドライブレコーダー機能を追加。無料ながら充実の性能を誇る。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
カーナビタイム……無料
※地図との連動再生機能、その他ナビゲーションなどの既存機能は有料
iPhoneやiPadなどのiOS用カーナビアプリ「カーナビタイム」にドライブレコーダー機能が新搭載された。対応機種はiPhone7/iPad Air2以降で、対応OSはiOS10.0以降。
これは昨今のユーザーニーズに合わせた機能追加で、iOS端末の各種センサーを利用することで衝撃検知や自動記録を行うもの。
記録モードは2種類を用意。手動録画はアプリ起動中にスマホのカメラを利用して走行中の道路上の様子を動画撮影する。録画開始ボタンを押すと記録が開始され、設定された録画時間(5分/15分/30分)または録画終了ボタンを押すと記録が完了する。
また、衝撃検知による自動録画は、走行中に大きな衝撃が加わると位置や時間の情報とともに前後10秒間・合計20秒間の動画を自動記録する。ただし一定数保存されると古いものから自動で削除を行う。
記録された映像は地図と並べて再生し、走行時の位置情報を確認できる。動画はアプリ内に保存され、録画した日時・住所からさかのぼって確認をしたり、写真アプリへの書き出しも可能。なお、現段階では映像のみに対応しているが、今後は音声への対応も検討しているという。
Android OS向け「カーナビタイム」では先行してドライブレコーダー機能を提供しているが、衝撃検知や再生機能などの機能拡張を検討中だ。