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東京オートサロン2019 ホンダアクセスブースに、一台のめちゃ格好いいコンセプトカーが展示されている。その名も、モデューロ ネオクラシック レーサー。単なるコンセプトカーで終わってほしくない珠玉の一台を、詳細写真も交えてお伝えしよう!
ホンダの純正アクサリーブランド、モデューロを展開するホンダアクセスは、ここ数年、東京オートサロンに独自のブースを構え、N Lab.(Nラボ)の名の元にオリジナルのコンセプトカーを発表し続けてきた。2018年はS660をベースとしたネオクラシックが発表され、最近、同車のキット販売が始まったことも記憶に新しい。と思っていたら‥‥、今度はさらにそれを進化させたネオクラシック レーサーがお目見えしたのだ!
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写真を比べてみるとわかるように「レーサー」はネオクラシックをベースに開発されているからスタイリングのベースは共通。だがその印象は驚くほど違うのだ。ネオクラシックは大きな丸目が低い位置にあり、ややファニーで可愛くも見える。可愛さから一転、めっちゃ戦闘的で格好いい!
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ネオクラシックは軽自動車の設計枠内で設計されている。対して「レーサー」は、片側でフロント40〜45mm、リヤは75mm各幅されている。軽自動車S660の全幅は1475mmだから、「レーサー」の全幅は1625mmだ(それでも十分小さい)。ちなみに全長はバンパーの造形により25mm伸びている。モデューロの名を冠するだけに空力も考えられており、飛散防止テープを模してスタイリングされたヘッドライトカバーまで、空力が考えられている。
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エンジンはノーマルのまま。マフラーのみ交換されていて、ノーマルでは足元にあるテールパイプは高い位置に二本出しで配置。これがリヤまわりのデザインアイコンにもなっていて、リヤスタイルの迫力を増すのにひと役買っているのだ。
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リヤタイヤは255/45R17という驚きのサイズ。モデューロだけに足回りもセッティング済みかと思いきや、さずがにこちらは現状スタイリングまでだ。
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「レーサー」はその名のとおり、公道ではなくサーキット専用車としてのコンセプト提案とのこと。このクルマはもちろんサーキットでも映えるけど、カフェレーサーとして街で乗れたら最高に気分も盛り上がりそうだ。ネオクラシックを市販キット販売にまで漕ぎ着けたホンダアクセスのことだから、「レーサー」もきっと市販化までいってくれると信じたい。とくにオジサンさん世代にはたまらないプレゼントになるだろう。その時に備えて、貯金始めなきゃ!
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