■ 4M41
シリンダー配列 直列4気筒
排気量 3199cc
内径×行程 98.5mm×105.0mm
圧縮比 16.0
最高出力 140kW/3500rpm
最大トルク 441Nm/2000rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI
VVT/VVL ×/×
「パジェロといえばディーゼル!」という声に応えて旧世代のエンジンを大幅に改良してポスト新長期規制に適合させたのが現行パジェロに久しぶりに搭載されたディーゼルエンジン4M41である。噴射圧180MPaのコモンレールシステムを採用。インジェクターはデンソー製でソレノイドタイプの0.16mm径6噴射孔、燃料供給がレベルアップした。ターボチャージャーはディーゼルと相性の良いVGベーンタイプとし、より高い過給圧をかけている。スワールコントロールバルブの採用、ピストン形状の変更、吸気ポートの形状変更、EGRクーラーの多積層化など地道な改良も多岐に渡り、パジェロ史上最大の441Nmの大トルクを発生して多くのディーゼル・パジェロファンの溜飲を下げさせた。