1999年発売の初、2009年発売の二代目と、ハイブリッド専用車としてのエコカーの理想像を提案してきたホンダ・インサイト。三代目となる新型は、環境車のあり方が多様化し 普及が進む今だからこそ、走り、デザインのみならず、全てにおいて「シンプルで時代に流されない、 本質的な魅力を備えたクルマ」を目指し開発されたという
パワートレーンには、2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現する Honda 独創のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を、1.5L DOHC i-VTEC エンジンと 組み合わせて搭載。環境車だからという妥協のない上質な走りと燃費性能を、高いレベルで バランスさせている。また先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を 全タイプで標準装備とし、安心・快適な運転を支援する。
【走り】力強い加速とシームレスな走り
●パワートレーンには、Honda 独創の 2 モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を、コンパクトな 1.5L DOHC i-VTEC エンジンと組み合わせて搭載し、上質な走りと 燃費性能(JC08 モード 34.2km/L、WLTC モード 28.4km/L) の両立を実現。環境車だからという妥協を排し、力強い加速と心地良い走りを実現したという。
●走行状況に応じて「EV ドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブ モード」と 3 つのモードを道路状況やドライバーの操作に応じて瞬時に、かつ知能的に使い分けることにより、爽快なドライビングを楽しめる。
●ハイブリッド車のさらなる普及を目指し、重希土類フリーモーター磁石の採用や、PCU(パワー コントロールユニット)の小型化などを実現。最大熱効率 40.5%を達成した 1.5L エンジンとの 融合により、高効率で汎用性に優れたハイブリッドシステムとして完成させた。
【デザイン】細部にまで上質を〜流麗なエクステリアデザイン、エレガントな室内
●エクステリアデザインはハイブリッド車であることを主張するのではなく、乗る方の美意識を 表現することを第一に重視。流麗なシルエット、シンプルなキャラクターライン、作り込んだサーフェースの質の高さで「品格」を表現。
●室内は、インストルメントパネル全体をシンプルな面と線で構成し、高品位な見え方を実現。贅沢に配したソフトパッド、徹底的な精度管理で実現したダブルステッチ、先進デバイスを使いやすく配置したセンターコンソールなど、上質なおもてなし空間を表現している。 ●助手席の前に大きく張り込まれたソフトパッドは、アングルにまでこだわったミシンによる 縫製を施した素材を、手張りで丁寧に仕立てている。
【パッケージング】堂々たるセダンフォルムとゆとりある室内空間の両立
●ハイブリッド車に不可欠なIPU(インテリジェントパワーユニット)を小型化し後席下に配置。これにより、ハイブリッド車であることを感じさせない居住空間と容量519Lのトランクルームを実現した。
●「会話や音楽を妨げない、ストレスフリーの上質空間」を目標に、伝達振動の効果的な低減や防音材の適性配置を行い、優れた静粛性を実現。