1991年にル・マン24時間レースで日本車として初の総合優勝を果たしたマツダ787B。
まさに伝説のレーシングロータリーエンジンだが、その心臓部に搭載されていた4ローターユニット「R26B」の超絶リアルな1/6スケールモデルがついに登場しました!
限定100基で価格は9万9360円!
製作したのはMZレーシング。元マツダスピードのスタッフが立ち上げた会社だけあって、ディテールへのこだわりが凄まじい!
マツダ社内に保管されていたマツダ787B のコンプリートスペアエンジンを非接触式の3次元光学スキャナーで計測。エンジン本体はもちろん、リニア可変吸気システム、3プラグのIGコイルにいたるまで正確にデータ化。精密な立体モデルとして再現しているのだ!
さらに、この製品は非分解式の完成品なのだが、リアル感を追求して、4枚のローターハウジング、5枚のサイドハウジング、そして各補器類に分けてスキャンし、それらを職人が丁寧に組み上げて完成させていくという手の込みようだ。
見えない内部であっても、ハウジングのウォータージャケットやポートもきちんと再現されているのだ! 9万円オーバーの価格設定も、こうした情報を聞くと、むしろ安いのではないかと感じてしまう。
ちなみにこのスケールモデル、100基限定生産ですでに50基が予約で埋まっているとのこと。なにはともあれ、資料的価値があってヘリテージとしての要素も強いから、手に入れたくなったロータリーファンはMZレーシングのWEBサイト(http://mzracing.jp/)を今すぐチェックしてほしい!
<製品仕様>
MZ RACING
R26B 4ローターレーシングロータリーエンジン 1/6スケールモデル
◆価格:9万9360円
◆付属品:ミニチュアローター(1/6サイズ)/当時のエンジン開発スタッフによるR26B開発エピソード等をまとめたブックレット
◆サイズ: 全長250mm×全幅220mm×全高170mm 重量約1.2kg(付属の台座、アクリルケースを含む)
本体のみ:全長127mm×全幅165mm×全高84mm
◆材質:レジン・ホワイトメタル製(プラグコード部分はゴムチューブ使用)
座:無垢ウォールナット