トヨタUSAは11月16日、新型カローラセダンを発表した。TNGAプラットフォームによるスタイルと走りの進化、内外装の洗練されたデザイン、充実した予防安全装備をアピールしている。
リリースではコンパクトセダンとして大きな注目を集めるこのニューモデルの特徴を、より低く軽く生まれ変わったデザインにあると強調。パワフルなフェンダーフレアとフェンダー上面の彫刻的な造形がそのポイントということだ。
パワートレーンは従来型の1.8ℓ直4に加えて、新しい2.0ℓ直4ダイナミックフォースエンジンを搭載。発進用ギヤを持つ新型CVTのほかに、カローラスポーツでも採用されている6速インテリジェントMTも用意される。
大きく高められたボディ剛性と低い重心により、ハンドリングはより俊敏性を増したということだ。また従来のトーションビーム式からマルチリンク式にグレードアップしたリヤサスペンションにより、コンフォートセダンとしての資質も高いレベルにあることを強調。18インチの大径ホイールが用意される点にも注目したい。
ダッシュボード上面の造形をスリム化してオープンな視界を得たインテリアでは、下位グレードを除いて中央に8インチマルチメディアタッチスクリーンを用意。スイッチや表面の加飾など乗員が触れるさまざまな部分の質感も高めた。
新型カローラセダンはまず2019年春に米国、欧州で販売開始。その後に日本を含む世界90以上の国で19年内の販売を予定している。